組織をマネジメントしていくことの大変さと尊さ

組織をマネジメントしていくことの大変さと尊さ

組織をマネジメントすることは簡単ではありません。
誰一人として一分一秒も同じ画面を見ていない。
このブログでもたびたび取り上げていますが
私たちの持つ人間関係における本質的な課題です。

この課題の中で人がまとまるというのは
人類史上、ずっとこの課題と隣り合わせでここまでやってきました。

最初は神や王により、暴力によって人がまとめられました。
フランス人権宣言のように王の所有物であった人民の権利を主張したのが
1500年から1600年代。そこから資本主義、民主主義が生まれ、
現在の制度に至っています。

王の時代のような暴力で人をまとめる形式ではなく、
今は財力によって情報や商品を持っている人に
お金をもらうことで時間や能力を切り売りする形で
人はまとまります。

しかしこの形式も本質的にお互いが同じ世界を見ていないという
本質的な課題はクリアできずにいます。

昨今はスマホの登場など
一人一人の世界観はより個別化し、
他社との相対比較なども簡単にできる時代になりました。

そのような中でお金だけでモチベーションを創ることは
難しくなってきており
会社という組織で団結を創っていくことは
今まで以上に難しい時代になっています。

そんな中で企業の中で人をまとめていくこと自体が
とても尊くチャレンジあふれることであると僕は感じています。

実際に現場では簡単ではないことが沢山起こります。
だからこそ、そんな自分たちを何にチャレンジしているのかをわかって
ずれたり誤解があったとしても
気持ちよくそのずれを越えて交流していくことが本当に大事ですね。

このブログを読んでくださる方には
いろんな立場の方がいると思いますが
是非、皆さんが日々、いろんな方と交流すること
そこには常に私たちが本当に超えるべき課題があり
そこにチャレンジする私たちは等しく尊い存在であることを
心に停めて頂けたらと思います。

本日もお読み頂きありがとうございました。

perspective496@gmail.com