ストレスクリアとつながる頭の中の考えが静かになるシンクストップの境地。

ストレスクリアとつながる頭の中の考えが静かになるシンクストップの境地。

目次

情報の津波が押し寄せる現代の社会環境と人間の脳の仕組み。

日常の中で考えが止まらないというお悩み。

人間は1日に6万回考えが出るという話を聞いたことがあるかたは多いと思います。

私たちが意識を持って

見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れる

ということは同時にその情報が意識・無意識に出力がされます。

私たちが見ている世界は私という存在と切り離されて受動的に存在するのではなく、

私たちの脳が認識した結果体として出力されています。

このときに必ず過去のデータをひもづけて出力するのが脳の機能

基本的に私たちの脳は知っていることが増えれば増えるほど

考えは多くなっていくのです。

特に現代は情報のスピードが昔とは比べものにならない時代になっています。

十数年前ぐらいには携帯が流行り始めたぐらいで

通話も電話料金がかかったり

メールもタイムラグがあったり

わざわざブログとかの情報もインターネットで検索したりといった時代でした。

しかし、今はフェイスブックやライン、

津波のように押し寄せる情報や

スタンプでやりとりされるような時間のかからないコミュニケーション、

既読してしまったが最後。

常にどう返事するかの考えが押し寄せる事態に陥っています。

つまりそれだけ、情報を認識した瞬間に考えが勝手に出力されるということ。

現代人は情報の津波にさらされながら

考えの津波にさらされているということなのです。

外も中も津波。

どうすればいいんだ!

考えがおさまらない時代的・個人の特性とは?

ネガティブな悩みとかだけでなく、

常に問題解決の考えが止まらず、頭が休まらないという方は多いのではないでしょうか?

ご存じのかたも多いと思いますが、実は僕もそうでした。

ご飯を食べる時に次のことを考えながら何やらとても早食いになる。

温泉などのお風呂に入っているときもゆっくり浸かっていられなかったり(不穏)

仕事の問題を解決するアイディアを考え続けていたり、

頭の中に流れる思考を解除できないという方も多いと思います。

このような状態を僕は自虐を込めて『タスク脳』と呼んでいます。

認識技術の世界観では

人はそれぞれの宇宙を持っていると言いますので、

その視点からみれば『タスク宇宙』と言うこともできます。

無限に押し寄せるタスクをこなし続けるタスク宇宙へようこそ。(行きたくない)

常に何かを解決せねばならない不安が続く状態。

この傾向は一般的にお世話型の長男・長女タイプの人に多いかと思いますが、

時代的な価値観の応援も相まって、

仕事に精を出せば出すほど、

ビジネスの世界にどっぷりすればするほど、

その考えは多くなる傾向にあると感じています。

私たちを無意識に動かす価値観はどのように作られたのか?

今の社会の価値観は

世界全体を一つの巨大な機械としてとらえて、その部品として人間や企業が機能するということを教わります。(ティール読書会で出てきた表現)

なので、失敗は許されないし、何かを解決できる自分でなければ価値がないという考えの不安が襲ってきます。

これが形作られたのも、

幼少の未熟な段階で、無意識に刻みづけた自分と他者・環境との関係性によります。

自分と他者は違うということは、皆さんもわかっているでしょうし、

当たり前だと感じているかもしれません。

しかし、このことは残酷な構造を持っているのです。

Aさんの良かれとするところは、Bさんにとっては迷惑だったりする。

そんなことはよくあるかもしれません。

本当は嬉しくないけれど、怒られるからというケースもあるし、

愛情を感じるから迷惑をかけられない。

だから、期待に応える自分になる。

そんな構造を持つようになるわけです。

そのような関係性のなかで学んだことは

他者の期待する自分になること。

そのプログラムが働き続け、

人を助けたり、問題解決をすることで存在感を得た人は、

常に解決する側をとるので、

ある意味で自分のことは一番後回しにしやすくなります。

相手や環境の期待を察することもプロになってくると

直観力が優れて相手の望むものが無意識かつ瞬時にわかるぐらいまで

反応できる能力を得られる方もいらっしゃるかもしれません。

それを自らの能力として、選択できれば武器になりますが、

常にそれが働き続ければ疲れてしまいます。

ストレスクリアにつながるシンクストップの境地

では、このように見るとストレスのひとつの原因として

勝手に出てくる考えや感情に人がいじめられているということがあると考えます。

この考えや感情を根っこから自由になり、

今に心を集中出来るようにすること。

考えや感情から自由になり、考えが静かになる境地をシンクストップと呼んでいます。

これをするためにGoogleでも取り入れられている『マインドフルネス』という技術では

禅の瞑想のやり方を一般化したりしています。

呼吸や瞑想に集中することで

勝手に出てくる考えをストップすることで、集中状態をつくるものです。

これは行動などに置き換えることでも似たような効果が得られるかもしれません。

例えばヨガやマラソン、筋トレとか編み物だったり、

ビジネスとつなげるならポスティングとか

単純行動に集中することで考えをストップしやすくするということで

リセットをはかるという人も多いかと思います。

しかしこれらの技法にあえて限界を指摘するならば

行為をしている最中はリセットしやすいけど、

今ここに使えるものではないということ。

一番人間が考えが出やすいのが

人と人との関係の中で出てきやすく、

今ここに使えるシンクストップの技術が必要になるのです。

今ここに活用するシンクストップの技術。nTech。

人間の認識のメカニズムを明らかにし

条件反射の仕組みと条件反射を生み出すものが何なのかをあきらかにすることで

考えや感情が生まれてくる根っこを制圧し、

自由になることができます。

ここでは長くなるのでその世界を説明が出来ないのですが、

シンプルに言えば、

反応するものと反応しないもの。

変化するものと変化しないものが何なのかを明確にわかることで、

コンピュータ画面のように目を開けたままで

この世界が消えていく。

模様と形がほどかれていきます。

すると条件から自由になり、頭の中がクリアになっていくのです。

人間の心の実態は条件によって左右されず、

条件の変化をデザインし、楽しめるものなんだ!

という確信が溢れ、

思わず人間はこんなもんじゃないんだーーーーーー‼️

と叫びだしたくなるようなになります笑

そうすると、自然に今ここの自分の認識が

どこから始まっているかを選べるようになるんですよね。

物事はシンプル。力が入らずに選択することです。

まずは、ご自分のなかにどんな考えや感情が流れているのかを観察してみてください。

きっと、そこに傾向性があるはずです。

ご自身の無意識に繰り返す考えや感情、関係性のパターンがどんなものか知りたくなったら

セッションがお勧めです。

是非、ご相談くださいね。

本日もお読み頂きありがとうございました。

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