もっと早く知りたかった!不安の原因は自己矛盾のサイン。変化の盲点は脳にあり。

もっと早く知りたかった!不安の原因は自己矛盾のサイン。変化の盲点は脳にあり。

目次

不安・否定の原因を明らかにしてみる

日常で動いているこのままじゃやばい!というような不安・否定の感情

最近はセッションで人にも関わりながら

自己否定の構造を自分自身を通しながら観察しています。

このようなことはありませんか?

  • 常に何か動き続けていないと不安がなくならないという方
  • 常に何か知識やノウハウがほしくてたまらないという方
  • 人に何かを話していたりすると元気になるが、一人でいると不安が来る方
  • 漠然とした不安感がある方

自己否定の感情は日本人にとっても非常に重要な感情。

誰もが持っているものと言えますし、

今の変化の激しい現代社会では漠然とした不安感を持つ方は多いのではないかと思いますし、重要な感覚でもあります。

今までの成功哲学的な考え方では

不安=悪者ととらえてその感覚から逃避しようとしたり、

または不安を原動力にして、目標に向かうアクションにつなげたりといった形で、

不安は解消するためのものでした。

今回はその構造について深く見ていきたいと思います。

ちょっと今回は気合をいれて書いています。

僕自身の過去の体験も含めて記事にしてみましたので

何かしら、今悩んでいる方へのメッセージとなったら嬉しいです。

人間は不安をどのように処理する構造をもっているのか?

人は幼少の時に不安な体験を通して、自分自身や他者・環境に対してのイメージを決めつけます。

生年月日で刻まれるような、もともと持っている性質もありながら、

体験を通して、アイデンティティを固定させていくのです。

子供は未熟ですので、その時の体験イメージにひもづけるネガティブな感情となり、

自己否定や他者否定、環境否定の感情が発生します。

マイナスの感情は当然苦しいものですので、

その人の置かれている環境や過去の経験のデータベース、性質により、

解消しようとする独特の行動原理が生まれます。

マイナス感情を生み出す自分に対する決めつけと

それを解消する行動原理にそれぞれのパターンが生まれ、

これを人の思考や行動原理となる『無意識のエンジン』と呼んでいます。

この決めつけのエンジンは過去の経験の中で、行動原理にプラスアルファはされていくものの、体験の根っこにある感情は変わっておらず、

大人になって様々な体験を通して変化をしているようでも

エンジンの構造自体は変化しません。
(ご自身のエンジンに興味のある方はセッションへ)

そのため、人との関係性や仕事のなかで蓄積する感情の結論自体は変化しないのです。

このように体験を通して蓄積した価値基準や行動原理の基準は人それぞれ異なるため、

人間が出会えば必ず違いによってズレが起きる構造になっています。

頑張れば頑張るほど、

関係性が深くなれば深くなるほど、

必ず理解がずれたり、限界が訪れるようになっており、マイナスの感情が引き起こされるという仕組みになっているのです。

これを出にくくさせるには

そこそこの関係を創って、お互いに害さない関係を維持することで対応が可能かもしれません。

ある意味で、お互いの違いに対してあきらめだったり、妥協することでお互いにマイナスが発生しない距離感を保つことで成り立ちます。

しかし問題は、それはそれでその距離感を保ったり、相手に対して見せられる自分を保つために力が入るため、

結局は無意識に力が入る構造であるということ。

常にマイナス感情の原体験から逃れるために動くという構造自体は変わらないのです。

自分の不安をなんとかしたくてなんでもやった20代

僕もこういった構造があることがわからなくて、

マイナスの悩みが出る自分をなんとかしたいと思って、

様々な自己投資をしました。

ここまでやってきただけでも、

コーチング・カウンセリング・NLP・数秘術・神道系のアプローチ・エネルギーヒーリング・自己啓発的逆算思考・キネシオロジー・前世を調べる・宝石の購入・除霊

などなど笑

浅くやったことがあるものなら、相当な分野を網羅していると思っています

もともと僕は治療家ですので、身体自体を鍛えることや整えることなど含めて、

多種多様な方面から自分を整え、

完璧にすることにチャレンジをしてきました。

目の前のクライアントを治せないことや、未来が好転しないことは全て自分に責任があると考えていて、

そんな自分を変えたかったのです。

ある程度、一通りやってみてわかったことは

その時何かしらをやると不安は消えるものの、

条件が変わった時に訪れる未来の不安は消えないということ。

むしろ、不安が出ていることが気持ち悪くて、

自分が完璧じゃないとか、足りないということを自覚するばかりで、

そのように不安が出てくる自分自体にもジャッジがありました。

それをなんとかしたいと毎週何かしらの予定をいれないと不安でしたし、

何かを埋めればそれが埋まると考えていたし、

身体を整えれば、心を整えれば、なんとかなると思っていました。

そんな不安が強烈だったので、コンプレックスと突破力だけはあったおかげか、

24歳でセミナー講師業などを始めたり、

よっぽどコンプレックスパワーによる引っ張る力があったのか

『堀江塾』という名前で、全国26都道府県を講師業で回ることができるぐらいになりました。

確かにそこまでやると褒められるし、達成感もあるし、

満足することもあるのですが、

ふと、足が止まるときに不安が襲ってくるのです。

今が続くかわからない。現状に解決できない問題がある。その不安。

そんな感情をどうにかしたくて、頑張り続けましたが、

正直疲れてしまったというのが26歳ぐらいの頃でした笑笑

26歳の人生の結論は『人生はタスク処理である』ということ。

目の前に来た課題や問題を解決するために人生はある。

正直、あんまり自分が生きているという意味はなくて、

目の前に助けたい人がいるからとか、

目の前に解決したい課題があるからとか、

何かを成し遂げれば自分の存在する意味が証明できそうとか、

そのような感覚でした。

そういった思いで何かを探し続ける中、今、僕が仕事の中心としている

人間の認識構造をあきらかにする

『nTech』との出会いがありました。

はじめては紹介からの出会いでしたが、直観を頼りにセッションを受け、衝撃を受けました。

自分のパターンを明らかにするセッションを受けたとき、

今まで変化を創ろうとやってきたことが全て同じパターンであったことがわかり、

僕という存在に原因があったわけではなくて、人間の機能の中に繰り返させる仕組みがあったことがわかったのです。

問題の原因と解決法の焦点がわかったときに、とてもシンプルにすっきりしました。

自分が無意識に繰り返すパターンがわかったうえで、

アプローチ方法がまったく違ったのです。

普通、世の中にあるアプローチの多くは

自己否定や不安などのネガティブな感情のみを否定し、

その感情を解決の対象にします。

または自分に問題があるとか、部分的に否定をすることで新しいイメージを張り付けてみたりして、

解消を図ろうとするのです。

しかし、nTechのアプローチの大きな違いは、自分も含めた宇宙すべてを否定するというALL ZERO化というアプローチでした。

つまり宇宙をふくめたすべての存在はホログラムであり、実在しないという観点を認識できるようになるのです。

その視点から、存在(ホログラム)が何故生まれたのかという仕組みを見たときに、

何故、人間に自己否定というプログラムが必要だったのか?という根本原因が整理されます。

だって、わざわざ生命を設計するなら、自己否定がつのって自殺までしてしまうようなプログラムって生命として欠陥があると思いませんか?

実は自己否定というものは本来の自分、人間の心の源泉から出てくる

自己矛盾の叫びであることがわかり、

これは恩師が教えてくれた言葉でもありますが、

自己否定は『人間にしか持てない最高の機能である』ということがよくわかりました。

すると、世の中の人が悩む問題のすべてが、

脳の中、すなわち、過去の経験、知っている世界にとどまっているということ

この一点に集約されることがよくわかりました。

この構造があるから、人は潜在的にお互いの出発が違うため、

お互いの関係性の中で、条件によって破たんをしてしまう関係性をもっていることを無意識的にわかっています。

自分勝手にふるまえば、相手に迷惑をかけてしまう。

相容れない関係が生まれるということに緊張感があるのです。

これは逆を返せば、自分の想いを勝手に誤解されるリスクをもっているということであり、

そのため人と人との関係のなかで絶対的な安心感は生まれないようになっているのです。

この問題の本質は環境や他者にあるのではなく、

絶対的な安心の条件とはその人の中にすべての人とも自由に関係を持てるという認識構造を持てるかどうかにかかっています。

よく、安心の関係性を創ろうと社内雰囲気の改善を図るためにお互いにディスカッションすることなどを通して

改善を図ろうとすることは多いと思いますが、

本当の意味での絶対的な安心を創るためには、そういった現象や環境を変えることでは解決はされません。

環境を変えても同じ問題が起こるということは、その人の認識構造に原因があり、問題が起きるようにプログラミングされているため、

問題が起きるということはある意味で成功なのです。

だからこそ、この限界を超えるには共通土台を認識できる新しい認識の仕方をインストールする必要があります。

自分の足りないところを埋める、ポジティブで無理やり塗りつぶす、

足し算のアプローチから、

引き算のアプローチへ行くこと。

しかもそれも部分的な引き算じゃなくて全部を引き算するという斬新なアプローチ。

最初はそれにとまどいましたけど、全部を手放してシンプルになっていく世界は『日本の心そのもの』であることもよくわかりました。

だから、日本人の心には確実に響くのです。

もう、これを知った時に今までの繰り返してきたことはいったいなんだったんだー!と突っ込みを入れたくなりましたし、

いかによくわからずに人が変化を求め続けていることがわかりました。

これはもう『涙』としか言いようがないんですよね。

だけど同時に自分の中にある否定の感情はそのまま多くの人にとっての希望になるし、

大きく否定を抱えている日本人だからこそ、強烈なメッセージを持っていることを教えてもらいました。

これはこの技術を創った人の想いでもあります。

改めてそういった構造の原理をわかって日常を見れば、

自己否定の感情や感覚が出てくること自体は変わりません。

しかし、マイナスの感情や感覚に対して出会うイメージがまったく変わりました。

自己否定との出合い方が大きく変わる。

否定と出会うことが尊厳であり、自由になり、愛になっていく。

人や仕事との関係性の中で向き合えることが大きく変化したことを感じますし、

否定と出会えば出会うほど、自分の力が抜けていくことを感じます。

自分を責める、相手を責めることで自分を守る

そのような自分になって、最近改めて気づいたことは、

①自分が常に何かをやらなくちゃ、というような無意識的な不安で動いてるケースがある。そしてこれは気づけるほど価値があるということ。

②自分を責めたり、相手を責めたり、環境を責めたりすることは感覚を味わわないために守っているということ

否定の感覚を自己矛盾のサインとして認識できると否定との出会い方が大きく変わることで、日常での気づきが非常に得やすくなっています。

特に②を安心した気持ちで自分を観察できたことで、人と会話をする中で、自分が相手の内容や話を取り入れていなかったことがよくわかったし、

常に力が入っていたことが明らかになっていきます。

これは力が入っていることを自覚できると、その外に出ているから認識ができるということで、

その瞬間に力が抜けるわけです。

そこから改めて世界を見つめると人生がタスク処理で見えていた僕からすれば(笑)

世界とはこんなに力を抜いて楽しめるものなのだと実感を深めている最中です。

きっと、これからたくさんの人と出会って、人生の限界と出会えば出会うほど、

深まっていくことを感じています。

自分の人生の中に同じ繰り返しがあるのでは?とウスウス感じている方や、

最後の感情の根っこが自由にならないという方。

人生がどこかタスク処理で見えている方(笑)は

ご相談を頂ければと思います。

セッションだけでも効果もありますし、

メールや電話でお話しすることもできます。

新しい変化を創りましょう。

変化の激しい時代、多様性がどんどん生まれる中で、

日常に不安や否定と出会うことはどんどん増えていきます。

時代の方向性は変わらないのです。

だからこそ、不安や否定と出会うイメージが変化することは時代にとって希望。

あなたの変化が時代の変化とつながります。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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