自分を否定して頑張るエンジンから比較がない尊厳のエンジンへのシフトチェンジ

自分を否定して頑張るエンジンから比較がない尊厳のエンジンへのシフトチェンジ

目次

何かを破壊しながら進む、目的中心の生き方

ここ最近の気づきの中でも

衝撃だったことは

自分が今まで目標や成果を作りながら『やる気』をもって走っていたと思っていた走り方が

自分を否定しながら走り続ける構造にあったということでした。

最近、友人と話ながら

『堀江は物を大事にしないよね』

そんな話になりました。

確かにもの物の劣化が早い。

唯一大事にするのは相手の気持ちや

達成すべき、と思っている目標や計画。

放っておくと大事にする中心軸はそこに在るようになりやすいのが僕です。

そしてそして、さらに別の人から言われたのが、

『堀江って自分のことも大事にしないよね』

なるほど。

確かに。あまり大事にしていないな笑

目的のためなら手段は選ばないところもあるので、

自分の達成したい目的を大事にするために自分を優先することもありますが、

自分そのものを大事にすることってあまりないんだなって自覚をすることがありました。

あくまで、目的中心。成果中心。期待中心。

自分よりも大事な目的、目標。期待に応えるということ。

その裏には

目的や目標を達成しないとヤバいとか

それを達成するためには

今の自分の力じゃ及ばないということを強く頭のなかで言葉を繰り返しながら

どうやったら達成できる自分に変化が出来るのかを

考え続ける構造でした。

成果や目標の達成というエサの裏には

ボロボロに傷ついた自己がある。

そしてそれを保つために否定した他者の存在もある。

進めば進むほど尊厳を傷つける。

自己も他者も環境も。

皆、疲れている社会・時代

今の社会は一言で言うなら

皆が疲れている社会であり時代であるということ。

訳もわからず目標に走って

自分の周りが走っているから

自分も同じ方向に走らなければならない。

足を止められない状態です。

設定された、こうあるべきという目標を確認する度、

自分の現状を確認する度、

足りない自分を認識して

それを奮い立たせて頑張り続ける。

構造的に犠牲と我慢の元に成り立っている生産活動なんだな

ということを感じました。

だから、人のやる気が生まれず、皆疲れてしまっている時代になっていることを感じます。

今までのすべての社会の生産活動がその構造をもっており、

今の社会全体にかかっている強い閉塞感とも繋がってくると感じています。

自己否定や他者否定0の絶対安心からのクリエイティブな生き方

そんな今までのやる気の製造方式に対して

頑張るでもなく

無駄な力が入ることなく

全力で力をいれることを楽しめる。

そんな安心とリラックスを土台にした

全力の緊張から生まれる創造。

そんな新しいやる気の製造方式を可能にするのが、

自分と自分が認識する宇宙すべてがホログラム、

言い換えればイーロン・マスクが言うようにコンピューターシミュレーションであり、実在ではないという世界観。

宇宙という壮大なホログラムを誕生させ続けている、現象の背後に実在する源泉的な動き。

その動きがどのようにどんな目的でこの世界を産み出したのか?

その根源の動きと自己が同一化し、

出会いの感動を蓄積しながらやる気を創造していく生き方です。

小さくまとまった常識の枠ではなく

『存在』という固定概念すらも突破するものの見方になります。

『ティール組織』で語られる全体性(ホールネス)の獲得には

身体の範囲の自己を超越した全体とつながれるイメージの獲得が必要です。

このような世界観を常識化できるという

ひとつの根拠として、

科学では今、宇宙の根元はヒモであり膜だ。という結論が出ています。

つまり宇宙はひとつながりの膜だと定義されている訳です。

しかし、科学の認識方式は主体と客体を明確に分離することで客観化をしようとするため、

その結論に対する解析は

『私たち人間は11次元の膜の中に閉ざされた存在である』

という結論を出す方もいます。

一般人にとってはそんなこと必要がないと思う方もいるかもしれません。

しかし、膜の中に閉ざされた、ということは人間の可能性がこんなもの。と決めつけられているようなものです。

その閉塞感におかれてしまえば、人間の尊厳が破壊されてしまいます。

これはルネサンスの時代に神や王からの独立を叫び、人間の可能性を復帰しようとした時代から続く、

本質からの叫びです。

これは会社組織で例えれば、

『組織の中に閉ざされた存在』があなたである

ということと同じであり、

そのようなパラダイムのままでは

人はやる気を生産しつづけながら働くことは難しい時代に来ていると感じます。

イメージが難しいかも知れませんが、

個という範囲を越えて、

そんな本質の可能性とつながったクリエイティブが可能だとしたら

人間の生き方はどうなるのでしょうか?

そんな人間観が当たり前の会社組織はどうなるでしょうか?

どんな条件や状況が来ても破壊されることがない人間の尊厳性。

そんな生き方が当たり前になる時代が

AI時代に必要な人間の能力、組織の在り方であると確信しています。

あなたの頑張りはそこに犠牲になっているものがありませんか?

あなたの人との関わりは相手を決めつけていませんか?

あなたの尊厳は、

あなたの周りの方の尊厳は、

無限に確信しあいながら成長し続けられるものでしょうか?

この年末、その出発としてまずは僕自身が尊厳から出発する新しいやる気の製造をするべく、

一個一個の出来事を大事にしたいです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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