人が組織で共に働くというのは簡単ではないという話。

人が組織で共に働くというのは簡単ではないという話。

最近特に会社経営者やマネジメントをされている方と話すときに
組織で人が共に働くということのは、
実は簡単なことではないということを感じることが多くあります。

誰一人として、あなたと1分1秒も同じ世界を見ている人はいない。
経験や人生の時期が違う中、私たちはそれぞれの世界の中にいます。

その中で人が協力関係を組むということは
お互いの違いが出会い続けるということです。

違いが出会うということはずれや摩擦、誤解が生まれるということ。
会社という組織の中ではこれをお金を払うという構造や、

上司や部下というもので、なんとか我慢を経たうえで
秩序を維持しています。

しかし、私たちが持っているお互いが本質的にズレるという構造が、
時代の変化かからか、より我慢ができなくなって、
一気に爆発するような形で表面化することが多くなっているように感じます。

今までだったら保ててた関係が、
今では保てなくなっている。

社会全体がストレスをため込み、
我慢が限界に来ているように感じるのです。

そんなときに今まで成功していた関係構築のパターンでは
難しい出来事と出会うことが確実に増えていると思います。

私たちが我慢の関係性の限界を超えていくための
変化のキーワードとなるのは

【0ベース思考・0ベースコミュニケーション】
この【0ベース】というのが、言葉でいう以上に難しいこと。

方向性は示せても、その境地になるというのは簡単ではないのです。

私たちの提案する情報リテラシーの技術は、
誰もが0ベースになれる技術体系化に成功していることが一つの強みです。

そういった新しい変化の第一歩として大事なことは
正しい診断を行うこと。

0ベースになること以上に
何故、0になれないのか?0になれないことで、どんな問題や限界が起きているのか?

私たちの現在地を理解することがとても大事だと感じています。

今の時代的な変化は、現場で人に向き合う方にとっては
苦しく感じる出来事も多いかもしれません。

ですが、本当の問題は何かを正しく理解することが、
適切な処方を行うための大きな変化の一歩だと感じています。

本日もお読みいただきありがとうございました。

perspective496@gmail.com