『私がもっと強くならないといけないんだと思います。』なら、問題の原因を正しく認識しなさいという話。

『私がもっと強くならないといけないんだと思います。』なら、問題の原因を正しく認識しなさいという話。

最近、こんな出来事がありました。

普段、仕事などで関わる方が
日常の仕事のなかで、
限界を感じているという話がありました。

今ある現場での自分の立ち位置や
顧客との関わりについてのアウトプット。

詳しい話の内容は割愛しますが、

お話を聞いていると、
その方はどうやら自分の技術職として
相手に貢献できているかどうかというところに
価値のフォーカスがあるように感じました。

それが成せない今の現場の条件と出会い、
自己否定や葛藤が生まれている様子。

現場で生まれるジレンマに
どう越えていったらいいのか?という
真摯な姿勢に心打たれると同時に
こちらの想うことも伝えさせて頂きました。


その進化し続けようとする姿勢はそのままに。

例え、自分が相手に価値を提供できていないと
感じる条件と出会ったとしても

あなたの価値は揺らがないことを
忘れないでいてほしい。

僕のほかにも何人かから
それぞれの感じることが投げかけられ、

それらを一通り聞いたアウトプット主は
「私がもっと強くならないといけないんだと思います」
とコメントをしていました。

僕はそれを聞いて、
あー、この方は能力をつけることで価値提供できる自分になること
(裏を返せば価値が提供できないとそこにいられない自分があると予測される)
をアイデンティティの寄りどころにしているんだろうな~~
ということを感じたのと同時に

いろんな人のアドバイスもイメージがそのまま伝わるわけではなく、
その人の中にある良かれ(価値観)の中に変換されていく様子が見えました。
勉強になりましたw

せっかくなのでもう一つ。
「もっと強くならなきゃ。」
この言葉がとても印象に残っています。

この言葉を貫くのであれば、
問題の本質を見つめる必要があります。

僕は、「強さ」とは何かの価値を提供できることではない
と思っています。

失敗してもチャレンジし続ける、
やり続けられることが「強さ」
だと感じています。

ことさら、人を相手にする商売や、
家族やパートナー、近い人との対話、
人と人が出会うことはずれることが当然にあります。
当然、こちらの想った通りの結果は簡単には出ません。

そんなうまくいかないことと出会ったときに揺らいでしまう自分がいる。
何故、私たちは感情が現象と出会って揺らいでしまうのか?
この根本原因に問題意識の焦点を持っていくことが大事です。

強くなれない前提をそのままで、ある条件を満たして強くなろうとしても、
条件が変わったら、そうでない自分に戻ってしまいます。

その状態で強くなろうとすることは限界がありますし、
寝言を言っているようなものです。

厳しいことを言います。
本当に変化したいなら、
不要な自己内葛藤を終え、

本当に目の前の顧客の話を聞ける自分になることです。
そこから、現場での無限のアイディアが生まれる土台を
獲得する道が見えますよ。

この辺の仕組みを詳しく知りたい方は
ぜひ、ご連絡ください。

どんな条件にもチャレンジし続けられる
知恵ある変化をしたいですね。

本日もお読みいただきありがとうございました。

perspective496@gmail.com