一人ひとりが侍の境地でこそ実現できるダイバーシティ&インクルージョンの組織作り

一人ひとりが侍の境地でこそ実現できるダイバーシティ&インクルージョンの組織作り

一昨日はダイバーシティをテーマにした
ある企業様向けにオンラインにて研修を担当させて頂きました。
昨年にも同じように担当させて頂いており
こうして再度ご依頼を頂けることに本当に感謝の時間でした。

企業におけるダイバーシティ&インクルージョンを育む取り組み

ダイバーシティ&インクルージョン時代の共通土台の建設というタイトルでお話をさせて頂き、
前半は「ほめゲー」というコミュニケーションゲームを行い、

後半はダイバーシティを組織文化として育むために

とても大事になっていく共通認識を深める
プレゼンテーション&ディスカッションをさせて頂きました。

最近ではダイバーシティ&インクルージョンということが
企業などでも積極的に取り組むところが増えていると思いますが

それらを推し進める上で
企業として生み出す利益とダイバーシティの取り組みが
真逆のイメージを持たれる方が多いのではということです。

今回もそのような質問もありましたが
本当の意味でのダイバーシティ&インクルージョンの実現というのは
企業利益に置いても価値があると私たちは考えています。

ダニエル・キム元MTI教授の提唱する組織の成功循環モデルでは
結果の質にフォーカスしすぎると返って結果が出にくくなり
関係の質にフォーカスすることが重要であると言われています。


また、LGBTQに置ける基礎的な理解のなさによる
当事者たちの精神的な苦痛などは経済的損失を生み出しているという話もあり、
LGBTへの差別や排除が大きな経済損失を生んでいる | Magazine for LGBTQ+Ally – PRIDE JAPAN (outjapan.co.jp)

実際に、実は10人に一人はLGBTQ当事者であるとする報告もあり、
これらのテーマは企業にとっても、無視ができない取り組みであると言えます。

ダイバーシティ&インクルージョンの実現に必要な一人一人の境地とは

しかし現実的に難しいのは
多様性を認めるというのは言葉でいう以上に簡単ではなく、

お互いの意見・立場を尊重しようとすると意思決定は遅くなり
バランスを取るからこそ、何も大事にすることができないという矛盾をはらむこともあります


特に企業など、スピード感ある意思決定が求められる組織では
致命的な問題を生み出す可能性もあるのです。

私たちも今回の研修を通して自身のメッセージを整理させて頂いていますが
本当のダイバーシティ&インクルージョンの実現というのは

実はハードで緊張感のある側面もあるのではないかということです。

私たちは人生の経験も違ければ
今いる立場や状況なども一人一人違います。

単語一個に乗せるイメージも一人一人違い
さながら一人一人が脳の映し出すVRヴァーチャルリアリティのヘッドセットを掛けている状態であると言えます。

つまり、私たちは一分一秒も自分と同じ世界を見ている人はいない
絶対的な孤独の中にいるということ。


このように考えれば
性的マイノリティの方を受け入れるという側面だけでなく、

一人ひとりがまったく違う多様性を持っており、

このお互いの違いを疎通できたとき、
本当のダイバーシティ&インクルージョンが実現できると私たちは考えています。

侍の境地とつながるゼロ化のスキル

このお互いの違いを疎通するためには
ある意味で自分の持っている違いを手放す力(ゼロ化のスキル)が必要です。

例えるなら私たちは一人一人が
自身の認識のコップの中にそれぞれのジュース(経験や知識)が入っており、
それを手放せない状態です。

この自分のコップの中身が手放せないことには
私たちの脳の機能などが影響しており、
手放す=ゼロ化するためには技術が必要になってくるのですが

この境地というのは
侍たちが刀と刀を切り結ぶときのような
集中状態とも通じるものがあります。

自分の考えや感情が静かになり
世界と、相手と溶け合い一つになる。

その状態であるから相手の考えや感情とも一つになり
技を見切ったり、切り結ぶことが出来る。

ある意味で究極の緊張とリラックスがあるような状態です。

私たちが考えるダイバーシティ&インクルージョンというのは
一人ひとりが侍の境地のようになれた時、本当の意味で実現できると考えています。

これは従業員同士でもそうですが
ゼロになって相手と出会う力は
お客様のニーズと出会うためにも大事なことですよね。

そのようにお互いが疎通する組織文化ができたときには
今まで以上に活発に、洗練された議論も行われ、
より生産性の高い組織になっていくと思います。

もちろんこれは理想系で、

現場ではまずはダイバーシティを実現することが難しい根本原因から共有することを大事にしています。


このように考えるきっかけを頂けるのは
実際にお仕事としての機会を頂けるからで
本当に沢山の感謝があります。

特にご担当の方たちには
昨年からの私たちのバージョンアップもフィードバック頂いたり
嬉しい時間となりました。


これらのテーマは現場の声や課題などもお聞きしながら、
私たちもイメージを育てながら共に深めていきたい内容です。

是非、ダイバーシティの推進などに取り組まれている方や人事の方とは
お話することができたら嬉しいです。

以下のメールやSNS等にお気軽にご連絡くださいませ。
本日も御読み頂きありがとうございました。

info@missionlink.jp