日本の未来を考えながら設計図の大事さを感じた話
- 2021.03.27
- 徒然
日本の未来をどう見るか?
客観的にみると少子高齢化に伴う労働人口の減少、IT後進国と言われる現状、資源の問題などなど
問題は山積していると言われ、
その状態からすると日本はこれから斜陽になっていくという方も多いかと思います。
昨日、ある友人と話をしていた時に日本は森林面積の広さから、
人口7000万ぐらいになったときにスウェーデンなどの北欧諸国と同じくらいの自然環境をもった先進国となるポテンシャルを秘めているという話を聞きました。
逆に人口が7000万の状態でも成り立つ国家モデルを考えたら、
先進国のなかでも生活環境のとてもよい国家モデルになれることも可能性が見えてきます。
GDPのようなスケールで目標を定義したら、人口が減り続ける中で下がっていく数字を見ることは
日本はもう落ち目なんだと気持ちが落ちるばかりかと思います。
中国などの新興国の成長を見ながら、背中を追い越せでは追い付けないという解析に陥ってしまうのです。
この時にひとつ私が大事だと思うことは、
何よりも自分たちの設計図は何なのか?が重要なのだと思っています。
つい、私たちは評価をするときに他者との相対比較で評価を行いがちです。
その場合、相対比較する条件が本当に適切な条件なのかを吟味する必要があるということです。
例えば先ほど述べたようなGDPというスケールで国の数字を比較したら、
新興国と比べて日本が落ちていくことは必至です。
国の力がGDPであると仮定してそこを伸ばすことを中心に考えたら、落ちていく日本と無力さの蓄積につながるかと思いますし、
それを増やすためには移民政策か?とかそんな話にもなってくるのかと思います。
先ほどあったように目指す国家の方向性が変わればそれに伴う評価のスケールも変わりますし、
その設計図に沿った目標が変わっていくと思うのです。
私達に当てはめて考えれば、日常生活でSNSなどを通して沢山の情報に触れたとき、
自分の設計図と関係なく相対比較をし落ち込んでしまうということも多いかと思います。
自分がどんな設計図を持っているのか、どんな評価の尺度を持っているのか。とても大事であると感じました。
これからの国家の行き先を考えるうえでも新しいスケールの提案と世界戦略が必要な時に来ているのだと思います。
今日見た定期購読している動画では、
コロナのパンデミックはその死者数の規模から、見えない第3次世界大戦が起こっているとも捉えられるぐらい大きなことが起きていること、
そしてそれが起きた意味は本物のリーダーシップが誕生するためにあると話されていました。
人間とは何か、生きるとは何か。人が尊厳に溢れていく社会システムをどのように構築していくのか。
そんなテーマが語られていたことがとても印象的でした。
コロナをどのように解析するか、日本をどのように見るか、この時代をどのように見るか、人間をどのように見るか、
様々なことの視点が変わることで、世界のリーダーシップをとっていく日本という未来も描くことができるなと感じることができました。
昨日友人とした話と合わせて、未来の日本を考えるヒントがあるように感じますし、こういった一歩一歩から未来が作られていくと感じています。
世界戦略を持ち、これからの時代にリーダーシップをとっていける日本になっていきたいですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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