1/26イベント開催報告『AIで仕事は消えないー導入事例から見た最前線とAI時代の人と人との関係性』その3 北海道への想い

1/26イベント開催報告『AIで仕事は消えないー導入事例から見た最前線とAI時代の人と人との関係性』その3 北海道への想い

北海道への想い

1/26イベント開催報告。

長くなりましたが、3つめ。

1つめ 『AI開発の最前線とこれからの準備 北出さん / これからの時代の人と人との関係性 原田さん』

2つめ 『nTechを活用した関係性 ミッションリンクの実例』

トークセッションの最後には北海道へのそれぞれの想いを語りました。

もともと北出さんは出身が北海道の苫小牧でありながら、

今は東京に出て本州と変わらない賃金水準での雇用体系をとっているということでした。

経営者の目線から見たときに、

本州から見たときに低賃金で安定した仕事が期待される場所として、

沖縄や北海道はニアショアと呼ばれ、

そういった目線で北海道が見られていることに悔しさを覚えていたと話していました。

また、行政を含めた委員会など、様々な人を見ると

器が変わってもかかわる人が同じというケースも多いらしく、

もし何かを団結して動かすようなことができたときには

大きく動く、変化することができるのが北海道ではないかと希望を話されていました。

他、3人は北海道ではなく本州からこの土地を選択して来ています。

それぞれ感じているものは様々ですが、

『「人」に可能性がある。』

その共通的な認識は変わりません。

原田さんからも話がありましたが、北海道の資源は『人』にあるということ。

僕個人の想いとしては北海道は歴史的に見ても人から始まったと感じています。

今の北海道の農業の礎となった札幌農学校。

そこで黒田清隆が述べた式辞を見れば、

そこに馳せた想いが書かれています。

そこで言われた北海道は、北海道は北海道のためにあるのではない。

日本全体のためにあるのだと言うこと。

それを今に置き換えて言えば、

これからの時代、世界戦略をもった日本であり、北海道である必要があると考えています。

それはつまり、世界のための日本であり、北海道であるという自覚をもつことであると考えています。

つい、僕たちは日常、自分の見える範囲に敵を作り、その敵に対して勝つことを意識します。

このことは実はものすごい問題があると考えています。

例えをするならば、ある建物の中で、残った食料をどうするかともめていたとします。

しかし、その建物の外には大きな山火事の火がせまっていた。

こうなったとき、残った食料をどっちがとった、とられた、

としているときに建物が火事にのまれて皆死んでしまいます。

皆さんはどう思いますか?

『自分』という境界線をどこに引くのか。

それによって戦略は大きく変わります。

これからの時代、変化が激しい時代になっていき予測することも難しい時代に来ているといわれています。

その時に守りの戦略で生きるのか。

攻めの戦略で生きるのか。

歴史的にみたとき、太平洋戦争などの事例は、

このアイデンティティの境界線の引き方で負けにつながったと解釈をしています。

時代とつながった、世界戦略を持てること。

世界戦略を描くということはマネではなく、その一歩先を描くことが大事だと考えています。

こんなことを考えることは、決して自分と関係のない大きな話ではなくて、

結果として自分たちを守ることにもつながると僕は感じています。

そのぐらい、日本にはポテンシャルがあると思っているし、

北海道にもポテンシャルがあると感じています。

人の進化、人のつながり(協力)の進化、

そのプロセスを体系化・商品化し、

美しいプロジェクトを世界に販売していく。

それを教えられる日本の立場を世界に確立していく。

そんなところから新しい価値も誕生するし、

そのプロジェクトのプロセス自体にも価値が発生していくような関係性。

消費者から、それぞれが生産者になっていく社会になっていくことが

重要であると感じています。

そんな未来をともに描ける関係性を皆さんと築けたら嬉しいです。

イベントにご参加いただいた皆様ありがとうございました。

北出さん、原田さん、ありがとうございました。

また、次回の希望やこんなイベントをやってほしーなどの声がありましたら、

ご連絡くださいませ!

改めて企画・開催準備からありがとうございます。感謝。

本日もお読みいただきありがとうございました。

セッションメニュー お問い合わせフォーム

tell:080-1301-6374

mail:perspective496@gmail.com

—–Mission-Link—–