つながりが拡張・加速していく時代その4 人間の機能の進化
- 2019.02.21
- コラムつながりが拡張・加速する時代 時代創り
- ntech, つながり
つながりが拡張・加速していく時代その4
つながりが拡張・加速していく時代のなかで
人間の現在のつながり能力の現在地は
関係性が増えるほどめんどくさいという構造を持っていることをお伝えしました。
文明の進化はまったなしで
常時接続型の社会になっていきますので、
ある意味、一億総鬱社会に向かっているといっても過言ではありません。
そんななかで今回はそんな時代のなかでどんな方向に舵を切っていく必要があるのかについて
書いてみたいと考えています。
人間のつながり能力とは言い換えれば協力関係の機能ということができます。
人がお互いを理解しあい、
相互作用をしていく。
それによって社会にある様々な課題を解決し、
価値を創出してきました。
しかし、人間の協力関係は
それぞれの経験に根差した『良かれ』で実行をされます。
例え、共通のルールを持ったとしても
その解析には個人差が生まれ、
そこにはそれぞれの解釈、
良かれがぶつかるようになっているのです。
今までは意識的にせよ、無意識的にせよ、お互いが違うことが前提でしたので、
パワーバランスが強い人がいれば
その人の意見に迎合するかたちになったり、
100%の疎通は難しいので、違いと出会ったときは我慢が生まれるようになっています。
違いを融合しきれない本質的な原因はどこから生まれるかというと、
情報の取得できる範囲を限定し、
『自己』を認識できるようにするという脳の機能そのものに限界があったことによるものです。
つまり、私たちの脳が部分情報しかキャッチできないことに問題の原因があるのです。
そのように考えると私が悪いわけではなく、
相手が悪いわけではなく、
環境が悪いわけではありません。
機能の限界に生じるものがコミュニケーションのズレであり、
様々な問題なのです。
ここで重要なことは
部分しか認識できない脳の機能をいかにバージョンアップさせられるかというもの。
経験=知っていること
を象徴するものが脳の機能と言うことができます。
しかし、これからの変化の激しすぎる時代には
知っていることが足枷になる。
これは人が相互理解するときにも
自己変化をするときにも
自分のなかの知っていることから自由になれることは重要な能力です。
人間の部分観で得た「知っていること」がいかに不完全なのかがわかれば、
逆にその限界を認識できることは大いなる開拓の余地があるということせす。
この部分しか認識できない脳の機能に対して
新たな機能として全体・完全を認識できる
『全体観』をインストールし、
そこから物事を観る視点を獲得する技術がnTech(認識技術)です。
この全体観は例えばマインドフルネスでは
瞑想などの呼吸法などで
感覚的にその世界を理解し
呼吸法に集中することで今の自分の考えを静かにさせようとします。
nTechでは
『0=∞=1』という象徴的な数式で表現される概念をもとに
誰もが完全・全体と部分の関係性を理解することが出来るようになる技術です。
完全・全体とは哲学的な用語でいうと「無知」という人間の知が成り立たない世界でもあります。
この世界観を獲得することで、
経験や知っていることからも自由になり、
お互いの中にあるものを融合させる楽しみと
絶対的に疎通を楽しめる安心感を得ることが出来るようになります。
これはつながればつながるほど
自分に対しても相手に対しても知っていることが増え、
めんどくささが増していく人間からすると非常に画期的なことです。
人とつながることが絶対的な安心感と
クリエイティブに溢れるようになることができます。
興味のある方には具体的な技術に対する全体像や人間の認識の現在地についてを理解できるプレゼンテーションを行うこともできます。
是非、メッセージなどでご連絡を頂ければと思います。
本日もお読み頂きありがとうございました。
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