相手の話を聞き流さずにまるっと受け止める心の作り方

相手の話を聞き流さずにまるっと受け止める心の作り方

友人宅で美味しいチーズとワインを頂いてます。

人に何かを言われると固まってしまうあなたへ

クライアント『堀江さん、上司から何かを言われると固まってしまうんです。これはどうしたらいいですか?』

堀江「ほぉ、何で固まってしまうんです?」

クライアント「何かを言われると怒られている感じがして固まってしまうんです」

最近にあったクライアントさんとのやりとりです。

現場では、このように質問を通しながら、

その人の中にあるイメージの固定点を探っていきます。

「何かを言われると否定されている感覚がくる」

「何かを言われるとめんどくさい」

「こいつ、いちいち言ってきやがって」

こういう感覚に頻繁に出会う人もいるかもしれませんし、

いやぁ、自分はこんな感覚とは無縁だよ。

と感じる人もいるかもしれません。

でも、周りの目を気にする感覚は日本人には多い感覚だと思います。

わたしは基本的には人の目を気にしない奔放な人っぽく振る舞うようにしておりますが、

実は、人から何かを言われないように行動してしまう、そんな自分がいました。

それは、何かを言われるとめんどくさいから。

何も言わせないように完璧にやろうとしてしまうんですね。

わたしの場合、

自らの能力を向上させ問題を即解決したり、

まじめにやっているふりをしていわれにくくするなどを通して、

そういった現象が起きないように上手にコントロールします。(恐らくばれていると思います)

一見、問題が起きず、心は穏やかでいることが多いように見せる努力をしておりました。

なので、冒頭のクライアントのような悩みを持つ人には、

囚われていてもったいないな、

とか、もっと自由になったらいいのに

とか思っていたんです。

そのように勝手に、自分が助ける側であるかのようにポジションを取っていた自分が、

目次

実はクライアントとまったく同じ悩みを産み出す無意識の構造が、

自分の中にも潜んでいたことを自覚したときに衝撃のあまり倒れそうになりました笑笑

⬆あんな悩みのあるの人、や~よね~とか思ってたら、実は自分も同じ構造だったと衝撃を受ける人の図

僕自身の口癖は

「大丈夫、大丈夫。」

先日、退会しましたが、

日本大丈夫協会の常任理事をしておりました。

問題が起きないよう、

いなすような言葉を選んでいたんですね笑

しかし、この状態は

どんな状況でも受け取れるわけではなく、

相手からの受け取れない情報が来たときに、その環境を回避したくなる状態です。

この回避したくなる感情が強くなり、

にっちもさっちもいかなくなると

・現実的に職場環境を変える

・口当たりよく自分を認めてくれる環境を求める

そういった変化をしたくなります。

冒頭のクライアントさんの悩みは

シンプルに言うと

何かの条件の変化で受け取れない構造をもっている

ということができます。

ここで、こういった課題に直面をしたとき、

わたしたちが日常で変化をさせるためには行動や考え方を変えることで対処しようとします。

例えば、何かを言われたときに

「ふんふん、ふんふん、わかります、わかります」

と、返事だけはしながら実は聞き流しているようなスタイルを選択すること。

当然ですが相手の言葉は、

こっちの中に入っていませんから

循環は生まれません。

なので、本質的にはこれだと解決には至りません。

次に思い方を変えるパターン。

これは自分の成長するポイントなんだ、とか

何か越えるべき課題が来ているんだ、

もっと夢を描いてそっちに集中するんだ、

とかスピリチュアル的な解析や自己啓発の手法で思い方を変化させます。

しかし、条件反射する無意識はあるので、

我慢しながら相手の言葉受け止める境地であることは変わらず。

これも苦痛ですよね笑

何でもかんでも自分の原因と繋げて

重苦しくなるのもなんか違う感じがします。

これらの手法は意味がない、といいたいわけではなく、

用途をわかって活用することが大事だと考えています。

このように考えると循環する状態を産み出すためには

『受けとる/受け取らない』

という行為の中に問題の本質があるわけではなくて、

もっと異なるところに問題の原因が潜んでいるのではないか?

そのように考えてみます。

では、その根本的な原因とはどこにあるのでしょうか?

皆さんはその原因に興味がありますか?

大分長くなってきましたが、

結論からお話をすると

変化の本質を理解することに他なりません。

変化の本質とは、変化の仕組みを理解すること。

このポイントをつかまないままに変化を作ろうとすることは

実は非常にロスが生まれるようになっているのです。

この原理はすごくシンプル。

シンプル故に使えないところがひとつもありません。

さて、僕自身の変化ですが、

相手の言葉を自分の中にいれることに抵抗がなくなりました。

抵抗が生まれたときにもそんな自分の気持ちが伝えられるようになったし、

生まれた気持ちを自ら楽しむことできるようになりました。

コミュニケーションの抵抗値が変化することは

アイディアの活発な循環を産み出します。

誰かと組んで大きなプロジェクトを動かすさいには自分より目上の人や場をもっていく中心となる人がいますよね。

そういった人は意見や主張があったり

ノウハウ、経験をもっていたりします。

そんな人といっしょにやるとなると、余計にその人からどう思われるのか?

気になりますよね。

だけど、僕自身、そういった自らの無意識から自由になったところから、

かなりやりとりが変化してきました。

目上の人ともどう思われるかの目を気にせずに意見を交流できることは

まったく想いもよらないアイディアが生まれたり

相手にとっても想いもよらない成長を産み出したりします。

特にここ最近、そういった感覚に味をしめる自分がでてきたことに驚いています。

変化の仕組みを知るためには、

まず自分自身が何に固定を作っているのか、

変化をさせようとしている自分の主発地点を理解することが重要です。

それを気づくための手段は質問。

是非、自らに問いを投げてみてくださいね。

ご自身でやることが難しいかたはプロにご相談ください。

あなたの中にある思いもよらない固定に気づけるお手伝いをいたします。

現在、セッションメニューを整理しています。

まだリンク先などの整備が完了をしておりませんが、

もしご興味のあるかたは問い合わせフォームからのお問い合わせをお待ちしております。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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