意見が出ても難しい。意見が出なくても難しい。組織がまとまることの難しさ。

意見が出ても難しい。意見が出なくても難しい。組織がまとまることの難しさ。

組織が一丸となって、目標に向かっていく。
これって簡単なことではないな~と日々、感じています。

その原因は私たちは一人一人が経験してきたことも違い、
構築している価値観、単語一個に対するイメージもバラバラだからです。

日本人は集団のなかで活発に討論するのが苦手な民族性がありますが、
社長やリーダーが方針を全体に伝え、
意見が出ないのでそのまま執行されるというケースもよくありますよね。

実は構成員それぞれの内側では、なんか違うな~と違和感を感じていたり、
意見を言えないでいたりなんてケースはよくあります。

大まかに賛同していても部分的にはNOがあるなんてことも普通にあって
全体的にはその方針に沿って行動していても、ある一部分ではその方針とは違う行動をしてしまう。
なんてこともあるかと思います。

伝える側も、それを受け取った側も、
意見を気持ちよく外に出せなくては、
お互いのずれを修正したり、理解し合うことは難しいです。


では、逆に意見が沢山でたからよいかというと、沢山の意見が出すぎて、
何が論点だったかわからなくなったりすることも多くあると思いますし、

意見の食い違いが起きた時、
お互いにとっての良かれだからこそ、なかなか手放せなくて意見がまとまらない
なんてこともよくある話です。

意見が出ても、意見が出なくても、人がまとまることは難しい。
それは大前提が一人一人が自分の観点に固定されているから。

この限界をどのように越えるのか?
第一段階は何が本当の問題であるのかを正しく理解し、絶望することが大事です。

実は私たちは心の観点から見たら、あなたが見ている世界はあなたしか見ることが出来ず、
誰一人として同じ時間や空間を共有していないということ。
絶対的な孤独の中にいるということです。

こういった現在地にある私たちが
組織としてまとまること。実はかなり難しいことにチャレンジしています。
これが数人だけならまだしも、もっと大きい規模になったらどうなるのか。

本当に偉大なチャレンジすぎますね!
でも、この大きなチャレンジの一歩は私たちの現在地を正しく理解することです。

そこから新しい変化が始まります。
本日もお読みいただきありがとうございました。

perspective496@gmail.com