シリコンバレーのその先は北海道 AI時代に必要となる心の技術 その1

シリコンバレーのその先は北海道 AI時代に必要となる心の技術 その1

この金曜日と土曜日。

予てより仕事からプライベートからお世話になっている原田卓さんが主催するイベントに参加してきました。

テーマは

『シリコンバレーのその先は北海道だ!心の最先端テクノロジーでAI時代をワクワクに!』

というもの。

これ、なかなかすごいテーマですよね。

講師の方は人間の認識をver.upさせる技術 nTech(ninshiki technology)という技術の講師をされている内海昭徳さんという方。

この前の2月にアメリカのシリコンバレーで開催された、テクノロジーとマインドの融合を模索している

世界的な知のカンファレンス『Wisdom2.0』が開催され、

そこで、今年初めて日本人で登壇された方です。

今回はこの内海さんをお呼びしてのトークセッション&ワークショップとなりました。

『仲間が欲しいんです。』

そんなメッセージから始まったトークセッション。

アメリカに勝負できる日本発となる技術が完成しました。

そして、それがアメリカのなかでも

最先端であるシリコンバレー、

その土地でもしっかりと価値が伝わることがわかりました。

だから共に創る仲間が欲しいんです。

そんなメッセージ。

トークは今のアメリカや世界の現状からお話が始まりました。

テクノロジーの分野で最先端を走り、

世界をリードするアメリカ。

Googleなどの先端企業が今、人材育成で取り組んでいるポイントが、

利他や、自己超越、コンパッション(思いやり)、クリエイティブという観点。

こういった分野、クリエイティブはともかくとして、

利他や思いやりというのは日本人のなかには当たり前にある感覚ということができます。

そのなかでひとつのツールとして取り入れられているのが、

マインドフルネス。

これは日本の禅をプログラムとして体系化したものです。

今でこそ、このマインドフルネスも逆輸入されはじめ、

婚活よりもインターネットでの検索数が上がっているだとか。

非常に注目度があがっているわけです。

みなさんはこの現状をどう思いますか?

内海講師からは日本人として、この現状はどうなのでしょう?

という問いかけがありました。

はっきりといえば、

テクノロジーの分野でもアメリカには到底日本は及ばず、

武士道や禅、おもてなしの心

ある種、私たちの日常とも遠いことかもしれませんが、

日本の文化のなかにある深い精神性。

しかし、こういった人材へのアプローチにおける取り組みの現状は

アメリカに比べて日本は大きく遅れをとっていると言わざるを得ません。

そのなかで、日本発の心の仕組みを解き明かす技術として誕生したものが『nTech』なのですが、

2月の内海さんのチャレンジで、

Googleの人材育成のかたや、スタンフォード大学の教授など、

多くのかたに興味をもっていただけたそうです。

さて、nTechとはどんな技術かというと

私たちの持っている脳の機能の補完を行うものです。

私たちの脳は経験を通したデータベースから

無意識に判断をする機能を持っています。

この脳の機能、日常実感することはあまりないですが、

実は不完全。

分別、判断する機能が勝手に働く構造になっていますから、

感情などに振り回されてしまうというかたも、

脳の機能に振り回されてしまっているとも言えます。

この脳の機能に『分けられない』機能を取り入れるのがnTech。

この文章だけですと、

ちょっとイメージがしにくいように書いておりますが、

今回の内海さんのお話では、

磁石のイメージを用いて、

そのシンプルなエッセンスをお伝え頂きました。

分けられる前の世界

聞き慣れない言葉ですが科学の言葉を使えば『特異点の外』

ブラックホールの向こう側の世界です。

このようなお話を中心に

途中からはnTechの北海道の講師である原田卓さんとの掛け合いで質疑応答を展開されたり、

多くのかたからの質問をもらうというかたちで進んでいきました。

会場からの質問も

内海さんの経歴から『戦争』にいたる原因に迫る話が展開されたり、

内海さんのご夫婦やお子さんとの関係性にご質問が向けられたり、

非常に濃度の濃い時間となりました。

いろいろな想いを感じられたかたがいると思います。

その生まれた想いを大切に、

未来を共に創っていけたらよいなぁと感じました。

土曜日は第二部としてワークショップを実施。

こちらの様子は記事を分けて改めて書いてみたいと思います!

本日もお読みいただきありがとうございました!

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