子供たちにどんな未来を残すか

子供たちにどんな未来を残すか

先日、ご縁あって札幌大通高校さんで行われている進路指導の授業のひとつ

「ソクラテスミーティング」に参加してきました。

社会人をソクラテスに見立て

数人のグループでソクラテスの人生曲線をベースに語りながら

様々な質問に応えるというものです。

札幌大通高校さんは中間部だけでなく夜間部もあり

生徒さんの多様な状況に合わせて

様々な学びを選択できるようサポートされています。

実は3年前にひょんなご縁で機会を頂き

コロナ禍も少し落ち着いてきて再開となったようです。

そんな折、まさかまた声を掛けられたことが有り難く

埼玉出身の僕が札幌の地域に

少しでも貢献できているような感覚が何より嬉しかったです。

今回僕が参加したのは夜間部の生徒さんを対象にしたもので

ただただシンプルに高校生たちが

可愛くて可能性そのものに見えてしょうがなかった!

いろんな子達がいて

進路について質問する子もいれば

すでに起業してるような子や

何をしたらいいかわからないや

日本に不安を持っている子や

質問がなかなかでてこない子など

どんな反応してくれてても

その子の先にある可能性が美しくてワクワクする気持ちでした。

ただ、同時に思うこともありました。

思った以上に高校生たちに未来に対する不安や

これからどうしたいか

何に興味があるかがわからないという子が多かった気がする。

もちろん、高校2年生なのでまだまだこれからで

そんなものなのかもしれませんし

何かをやらないといけないプレッシャーのなかにいて

どんな方向に進んだらいいのかわからないと感じていることに問題意識を感じ

不安やプレッシャーなどなく

今を楽しんで未来を模索して欲しいと感じました。

シンプルにその子の気持ちが深いところから安心でいられるというのは

その子のパーソナリティもあるだろうし

家族のこともあるだろうし

もちろん学校や関わる先生、

社会の構成員である私たち大人が

安心の心でいられるのか

そんな社会をどんな風に作っていくのかなど

考え始めれば全部が変わっていかないと

難しいことだと感じています。

今回の授業は彼らの人生からしたら

本当に一瞬の関わりで

これだけで生徒さんに何かを伝えられるとは思っていません。

だけど、僕のなかで

子供たちが絶対的な安心の心でワクワクして

未来を創っていける社会を実現できるよう

社会を構成する1人のおっさんとして

もっと頑張りたいと想えたことに本当に感謝しています。

本日もお読みいただきありがとうございました。

perspective496@gmail.com