戦争をなくすには?本当に勝負しなくてはいけないことは何か

戦争をなくすには?本当に勝負しなくてはいけないことは何か

直近ではロシアのウクライナ侵攻が取り上げられていますね。
一触即発な様子を見ると世界は微妙な均衡の中にいるということがわかりますし
台湾などの関係などもいつ何が起こってもおかしくない渦中に
私たちが生きていることが実感されますね。

世界全体の軍事費というのは2021年で220兆円ほど。
その4割はアメリカだそうですが
日本の国家予算の2年強ぐらいの金額です。

もちろん軍事費というのは
医学だったり様々なテクノロジーを大きく底上げする可能性をもっています。
そういったポジティブな面や必要悪としての側面があることも承知の上で
私たちの未来は存在不安の恐怖から作られていることは寂しい気持ちもします。

最近、インターステラーという映画を見直していて
改めて感じるものがありました。

映画インターステラーの舞台となるのは近未来とされており
地球環境が悪化し、疫病により農作物は年々育たなくなっており、
強烈な砂嵐の発生により多くの人が
肺に病を持つようなディストピアが描かれています。

途中、印象的なシーンとして
インド軍のドローンが不時着するシーンがあり
各国が軍隊を解体されているなかで
目的なく漂流していたドローンだと解説されます。

人類が進歩主義のもとに
経済成長を競い合いながら
軍事競争もしていった結末として

強烈な環境破壊により
人類が地球に住めなくなってしまう。

エンジニアよりも
農家がこれからの時代には必要な仕事なんだと
話されていることが印象的でした。


2年ぐらいまでにオーストラリアのシンクタンクにより、
このまま地球温暖化が進み平均気温が3度上昇したとしたら
2050年には人類が滅亡するというレポートが発表されました。

人類が我先にと競い合った未来が
そのようなディストピアになるとしたら
人類の繁栄も非常に虚しいものになり得ます。

僕自身が思うのは
戦争を生み出す根本原因がどこにあるかと言えば

自と他の境界線を生み
自分という範囲を守ろうとする私たちの持つ脳の機能に起因します。

私たちという存在は
決して個体単独で成り立つ存在ではありません。
全ての社会環境、自然環境、宇宙森羅万象が脈々とチームプレーをした結果に
毎瞬、毎瞬の呼吸ができ、生命活動を維持することが可能です。

部分だけを切り取って、自己が成り立つという解析自体が
論理的に考えたら無理があるのです。

そのように考えれば自分という範囲を体の範囲に固定し、
さらに言えば日本という国家という範囲に限定し争うというのは
非常にナンセンスとも言えます。

私たちが勝利しないといけないのは
アメリカ、中国、ロシアではなく
私たちが動物だった時代から続く、生存本能に支配された【脳】の機能です。

『心感覚シンかんかく』著者 ノジェスさんは著書の中で
今の時代の中心パラダイムとなる【自由主義VS共産主義のプレート】から
【脳VS心のプレート】に人類全体で移動しないといけないと強調されます。

改めて今の社会情勢を見たときに
どこかが引っ込んだり、はみ出したり
牽制したり、交渉したり、
それらで調整し続けることは
非常に無駄が多いと感じますし
一歩間違えば取り返しのつかないことになることがよく見えますよね。

「えいやっ!」と人類全体で大きく新しい一歩を踏み出す
そんな提案が必要だなぁとしみじみ思うわけです。

ノジェスさんが過去の講演のなかで
戦争をしないのならば、戦争以上に勝負をする何かを見つけないといけない
と話されていたことが頭を過ります。

私たちが勝負するのは
あいまいで感覚的な体の範囲を基準に自他の境界線を引いてしまうことではなく
境界線を引くことができない心そのものから出発すること。

大和という言葉は
大きく和すると書くように
すべての境界線を祓い、
そこからすべてのつながりをつむぐことにあると感じます。

上のオーストラリアのレポートに関してまとめた記事にも書かれていますが
2050年の人類滅亡のシナリオを回避するために

これからの時代は第2次世界大戦時のように
世界が一丸となって二酸化炭素排出ゼロの新産業を生み出さないといけないと
オーストラリアの元防衛長官が話されているそうです。

日本が世界に対して発信できる
強烈なメッセージがあると僕は感じています。

その第一歩は私たちの日々の認識の実践から。
脳が勝手に引く境界線の幻想を見破り
今ここ境界線を引くことができない絶対尊厳の心から出発すること。

企業活動や家庭環境でも
自分の認識がどこから出発しているかを
観察することは大事です。

非常に大きなテーマではありますが
是非、皆さんと一緒に考えたい内容であると感じ
文章にさせて頂きました。

本日も御読み頂きありがとうございました。

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