不安の感情から自由になるためのエッセンシャルポイントその3

不安の感情から自由になるためのエッセンシャルポイントその3

目次

人間に対する新しい定義の必要性

不安の感情から自由になるためにというテーマで書いている今回のシリーズ。

第1回目 第2回目

今回は第3回目です。

第1回目はアインシュタインの言葉である

「ある問題を解決するためはその問題の生まれた次元では解決することができない。」

という言葉を引用させて頂きました。

誰もが持つ不安という感情。これを根本的に解決するにはどうしたらよいのでしょうか?

それには人間に対する新しい定義が必要であるということを共有してきました。

そして第2回目では新しい人間に対する定義をするためには

脳と心を分けて理解することが大事であり、

脳を通して認識する人間の状態では、

一人一人がそれぞれの経験からくるVRのヘッドセットをかけているようなもので、

心の観点から見れば実は誰一人として同じ時間・空間を過ごしておらず、

共通土台が実はゼロの状態であること。

このことが摩擦や衝突を生み、不安の根本原因ともなっていくという話をしました。

脳を越える心のイメージとは

脳を通して認識する人間のイメージは身体の範囲を自分とします。

なかなかそこに疑問を持つということは少ないと思います。

実は人間が自分として意識する範囲って簡単に拡張したり変化することを知っていましたか?

車に乗ると車幅が自分のようになりますし、

大きな帽子をかぶってドアをくぐれば帽子が当たらないようにかがんだりするはずです。

これは自分の範囲が拡張しているということ。

これからは肉体的にもロボットアームだとか、自己の範囲は簡単に拡張していく時代に来ています。

身体の各部位が拡張し、脳にもチップが入ったりすると言われる時代です。

様々な身体が機械に代替されていくとしたら、

私達、人間とは何でしょうか?心とは何でしょうか?

脳によるデータを編集した結果である意識。

私たちが立ち上げている意識は実体ではなく脳のデータ処理の結果物。

その結果物を観察している何かが心であると言えます。

すごすぎる本当の心

この記事ではイメージは伝えきれないものがありますが、

画面の中の何よりも大きなところに在るのが心。

それは宇宙よりも、M理論でいう膜よりも、

どこまでも大きく、速く、柔らかい素材です。

その心そのものに視座を置いてみれば、宇宙空間は・(点)のように見えてしまうぐらい

すごすぎる本当の心。

この心が人間の本性であり、全ての存在の根源です。

この心は脳の出力した結果であるこの現実画面にある

様々な意味や価値(お金がある、どんな仕事についているなどなど)には影響を受けません。

この境地を仏教では「無知の完全性」といいます。

脳の決めつけから自由になる、尊厳そのものの境地。

その境地に立った時に不安から自由になり、

どこまでも拡張した自分のイメージを持って、安心の心でこの現実世界に飛び込むことが可能になるのです。

画像は地球を外から見ていますが宇宙空間全体をどこまでも遠いところから観ているのが心のイメージです


今回の記事ではこのイメージのところは伝わり切らなかったかもしれません。

だけど、これだけは皆さんにお伝えしたいのは、

人間の尊厳は現実画面の中のどんな意味・価値にも影響を受けないということです。

今、コロナ禍で沢山の不安やそれぞれの人生のなかでも限界に出会っている人もいるかと思います。

誰もがその限界を超えていくことが道があります。

この概念は誰もが学べる教育の形で「nTech(認識テクノロジー)」という名前で技術体系化されています。

こちらのオンライン講座では心と脳の違いについてもシンプルに学べます。

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本日もお読みいただきありがとうございました!

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