内的動機付けを高めるために必要なこととは?足し算ではなく引き算の考え方

内的動機付けを高めるために必要なこととは?足し算ではなく引き算の考え方

本日から久しぶりにブログ記事を書きたいと思います。

昨日は南魚沼リハビリテーション研究会様からご依頼を頂き、

モチベーションをテーマにした研修を行いました。

『モチベーションを高めるには 〜自分そして周りの状況を見つめ直す〜』

というタイトルです。

一般的なモチベーションに関する情報をご紹介し、

モチベーションに影響する要素を様々な階層で整理し、

今回は内的な部分にフォーカスし、どのように高めていくのかを考えていきました。

モチベーションには内的動機付けと外的動機付けというものがあります。

外的動機付けは、報酬や処罰、評価、評判などの自分の外に動機の誘因があり、

それによって動機付けを行うもの。

内的動機付けとは興味や関心など、自分の内側から溢れてくる動機付けとも言えます。

内的動機付け、なかなか日本人の場合、こうしたいと表現するのが難しい人もいるかもしれません。

マズローの欲求段階説では6段階目の欲求として、自己超越欲求というものを定義しています。

欲求の次元が自己から他者へ、社会へと自然とアイデンティティが拡張した状態。

出発が完全であるがゆえに自然と世界に心開かれ、そこに働きかけることを喜びとする段階です。

このように超越したモチベーションを育めたら、まさに奇跡ではありますが、

私たちの日常はなかなかそのようにはいかないもの。

その原因となるものが、私たちの脳の機能的な限界であり、そこから生まれる観点の違いです。

私たちは自分たちの判断基準、すなわち観点を過去の体験を通しながら構築していきます。

そして、その基準は人間の脳がキャッチできる5感覚情報をもとにして集めたデータがもとになっています。

私たち人間は100%同じ人間はいませんから、お互いの違いと必ず出会う瞬間があるのです。

つまり、私たちが無意識に構築する観点というものは機械のアルゴリズムのようなもので、

ある条件に対して感情的に条件反射してしまう性質をもっているのです。

つい、自分がだめだと思ってしまう。

つい、相手がむかついてしまう。

モチベーションを高めるためには、

高めるために何かを足すよりも、

まず自分のモチベーションが何によって妨げられるのか、

自身の感情の動きを観察することが大事であると感じています。

今回の研修ではご自身の感情の動きを観察するようなワークを取り入れ、

何に自分の感情が引っ張られやすいのかを観察し、その気づきをシェアしあいました。

少し、久しぶりに文章を書いたのでブログの機能等、いろいろと忘れていますねw

またコツコツ書きながらアウトプットすることを楽しみたいと思います。

ご依頼いただいた、南魚沼リハビリテーション研究会様、代表の関さん本当にありがとうございました。

お読みいただきありがとうございました。

こういった研修も様々な形で提案できます。

オフラインでもオンラインでも様々な企画を可能です。

もし、こういったテーマで開催してほしいというご依頼がありましたら、

お気軽にお問合せください!

perspective496@gmail.com