人工知能時代に求められる組織作りのヒントとは? 千歳市倫理法人会モーニングセミナー報告 その1

人工知能時代に求められる組織作りのヒントとは? 千歳市倫理法人会モーニングセミナー報告 その1

目次

千歳市倫理法人会にて講話してきました!

11/7(水)千歳市倫理法人会にて講話をして参りました!

テーマは

『人工知能時代に求められる組織作りのヒントとは?』

6/12に札幌西倫理法人会で講話したことがきっかけとなり、

今回の講話へとご縁が繋がりました。

つないでくださった皆さま、ありがとうございました!

どんなことをお話ししたのか、

備忘録を兼ねてダイジェストで書いてみたいと思います!

20年後、30年後にも活躍し続けられる個人と企業づくり

ミッションリンクの共有したいメッセージ

20年後、30年後にも活躍し続けられる個人や企業づくりのサポート。

そのメッセージを土台にした上で今回は講話をさせていただきました。

私たちが生きる時代とはどんな時代であるのか?

それは前回の記事でも書いたようにVUCA時代とも言われています。

変化が激しすぎて予測不可能な時代。

そんな時代に求められる能力とは

『変化を選択できる状態にあること』

変化することが大事というよりは、

環境や目的にたいして、

適切な変化を選択できる状態にあることが大事であると考えています。

変化しないということも、ひとつの変化ととらえ、自らが選択できることが大事です。

では変化できる状態にあることが大事ならどんな方向に変化をしていくことが大事でしょうか?

このヒントはGoogleがくれています。

『プロジェクト アリストテレス』

生産性の高いチームを作るにはどのような要素が必要なのか?

そんなテーマをもとにGoogleの社内で各種プロジェクトの研究と解析を行った報告です。

興味のあるかたは是非、調べてみてください。

組織作りの常識破壊が起こったりする内容です。

この報告の結論として、組織のパフォーマンスにとって最も重要な要素は

『心理的な安全性』であると報告されています。

ミスをしても責められない。

そんな環境だからこそ、

全力でお互いのなかにあるものを出すことができ、共に何かを作り上げることができるのです。

これ、僕自身の解釈ですと集団の中に安全性があることも重要ですが、

組織風土以上に、

一人一人の心のなかに

どんな条件や状況が来ても大丈夫でいられる

心理的な安全が保たれているかが非常に重要であると感じています。

つい、自己否定をしてしまうとき、罪悪感につかまれてしまうとき、

迷惑をかけてしまうと感じるとき、

そんなとき自分自身にジャッジの目が働いてしまいます。

人からどう思われるかということとも直結しますが、

自分の中にある基準が自分の中にあるものを外に出すことへの恐れを産み出します。

変化を産み出すための安心の土台。具体的に何を変化させていく必要があるのか?

変化の時代に何を変化させるのか?

それは『自分』というイメージ。

今、アメリカのリーダーシップ論や精神性の最先端の分野では

自己実現から自己超越の世界へ舵を切っています。

利己から利他へ。

思いやり気配り、心遣い。

おもてなし。

日本の深い精神性にもつながる境地。

Googleでは自己超越のひとつのアプローチとしてマインドフルネスを活用しておりますが、

実はこの源流は日本の永平寺というお寺の禅のプログラムを体系化したもの。

実はアメリカは今の時代の閉塞感を日本や東洋の精神性に学ぶことによって突破しようとしているのです。

まぁ、それを逆輸入してアメリカを追随しようとしている日本の現在地もあって、

ある意味で言えば非常にギャグな話ではあるのですが、

これだけだとGoogleすごいアメリカすごい、で終わってしまいます。

実は日本でも23年前から、この自己超越の世界観を再現性をもてるよう教育体系化してきた技術がありました。

それが今、僕がコンサルやセッションなどをご案内するときに活用している『nTech』という技術です。

こちらは今、アメリカで開催されるテクノロジーとマインドの融合を模索する世界的なカンファレンスでも紹介されたり、

ハーバード大学教授との提携したプログラム開発が行われていたりと世界的な認知を少しずつ獲得しています。

そして、今回の講話をさせていただいた倫理法人会で勉強している栞(倫理のバイブルのようなもの)にも『捨我得全』(我を捨てることで全てを得ることができる)という言葉や、

我を越えていくための教えと実践がふんだんに盛り込まれていと感じています。

倫理は昭和20年代から活動が始まっているといいますから

その実践のチャレンジはある種、現代の先端企業のチャレンジとも通じる部分があるわけです。

こういった方向にある私たちのチャレンジ。

実はとても偉大勇気あることをしているのだと感じています。

ちょっと長くなってきましたので、

ここから先の内容はまた改めてお書きしたいと思います。

次回は

・自分というイメージはどのように作られるのか?

・それによって組織作りにどのような限界が生まれるのか?

・だからこそ日常でどんなことを意識したらよいのか?

ということについて書きたいと思います。

本日もお読み頂きありがとうございました。

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