分離する医療から統合する医療へ 全人的な視点からの指標作り

分離する医療から統合する医療へ 全人的な視点からの指標作り

ちょっと遅くなりましたが、

先先週の火曜日に朝活を行いました(^_^)/

テーマは【支点と視点の変化でスッキリ‼】

普段、セラピストの方に向けてお話をすることが多いですが、

今回は一般向けのお話でした。

健康とは何か?

僕のなかで重要なキーワードとして

『循環』

があります。

誰でも簡単にできるワークをご紹介。

・呼吸と連動して肩凝りを解消するワーク

・頭をスッキリさせて視界の解像度をあげるワーク

を行いましたよ(^_^)/

2分もかからないでスッキリを作り出せます(^_^)/

また朝活をやるときなどご紹介しますね。

さて、そんなお話のなかで参加者の方の現状をお聞きすることができました。

前回の記事でも書いた問題意識がうまれるきっかけになった話です。

ちょっと専門的な要素も絡みますが、

タイトルのような内容です。

その方には生まれつきのご病気をもつご家族がいらっしゃるのですが、

ちょうど今、節目にあるらしく

病院の受診やリハビリなど様々な治療を受けているそうです。

脊髄系のご病気でもあり、

症状の範囲は多岐にわたってきます。

疾患ベースで見れば

神経外科

整形外科

泌尿器科

リハビリ

などらしいですが、その他の症状があれば

内科、耳鼻科、などと増えてくるということ。

人、一人を診るのに様々な科がかかわるそうです。

で、これは本州がそうで、北海道がまだ?

なのかも知れないのですが、

例えば治療方針が連携がされきらない

ということが起きているそうです。

例えば整形外科の先生は歩くという手段にたいして

下腿三頭筋のオペをすすめる

神経外科の先生はその手術してもあまり意味がないと話したり。

で、さらにリハビリの担当とかは整形の先生からのオーダーを中心に行う。

しかし、クライアントのニーズの中心は歩行とは別のところにある、、

なんてことも。

細かいところを正確に表現できているかはわかりませんが、

連携と意思決定プロセスの共有などに限界があるようです。

これはもしかするとその病院がもっている課題なのかも知れません。

しかし、このようななかで僕が感じたことは

『シンプルに共有可能な全人的な指標がない』という医療がもっている課題があるのではと感じています。

病院から離れて大分たつ私からすれと

記憶の遠くのほうで手をふっている

Icfとかicdihたち

ひじょーにうろ覚えですな。

日常性活動作なんかはFimなんかもありますが

(浅学なので何が足りないところがあれば教えていただきたいです)

これらの指標・評価モデルのもつ限界として

だいたい患者を評価する医療者側からの指標にとどまっているということ。

視点が一方向に固定されたところになりやすいことがあると思います。

そして、そもそもなのですが健康ってなんなの?

共通項として定めるとなると実は難しいことであると感じています。

特に、医療者であればぞれぞれの分野・疾患を前提とした

健康や病状の指標があります。

そのため、各種分野の評価は各専門知識によって細分化・複雑化され、

余計に多職種で共有することや

患者や家族までもが共有できる指標とすることが難しくなります。

私個人が思う問題意識としては

もっと、シンプルに健康の状態をシンボル化し

クライアントさんや家族にも共有ができる指標は作れないのか?

という問いが生まれました。

さて、いまわたしが考えている段階では、

・健康に対する規定をシンプルなモデルで提案すること。

・クライアント・家族側・医療側・行政側など、様々な視点からの情報が統合されてその違いが認識されること

・それらの情報を各種分野で共有してチームでの意思決定に応用できるものであること

で、あったらいいなと考えています。

そのために必要なことは

まず

健康状態、疾患状態がどんな状態であるかを規定すること。

しかしこれらを決めるためには

正常とは何なのか?

異常とは何なのか?

を規定しないといけませんから、

『人間』とは何なのか?に対しての規定が必要です。

何故ならば人間とはこんなものだ。

例えば直立二足歩行をするのが人間だ、

という規定があれば

歩行ができているかどうかが正常か異常かの指標となるのです。

これがどんなものかをどのように規定するかで様々なルールが変わります。

これって人間関係でもそう。

コミュニケーションでもそう。

家族とは何。

夫婦とは何。

夢を描くことも。

人生とはなにかを考えることも。

全部に関わることです。

そういった大前提を熟考したうえで設定したものを土台にしながら、

医療にも活用できる指標が作れたらよいなと感じています。

是非、そんな世界をディスカッションしてみたいですね!

長文ですがお読みいただきありがとうございました。

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