「責任」に対するイメージ

「責任」に対するイメージ

これからの時代のリーダーシップを育てる研修6日目。

今日は早朝から会議があり、そのあと終日オンラインでの研修でした。

今日も歴史と日本がつながる大きなお話しの中で、

その中で朝の会議からひとつテーマになったことに「責任」という言葉があります。

皆さんは「責任」というとどんなイメージがありますか?

どちらかというとネガティブなイメージがある方も多いのではないでしょうか??

今日の講義のなかで、ある受講生から「責任」のイメージについての質問がありました。

日本人にとって「責任」のイメージには、切腹とかのイメージがつきまというという話があり、

責任はなるべく取りたくないというイメージが強いことが話され、

今回の研修の講師の先生は韓国人の先生だったこともあり、

韓国の人だと責任に対するイメージが違うのではないかという質問です。

他の受講生からも政治家のイメージだったり、

僕も同じように腹を切るというイメージだったり、かなり覚悟や決断を伴う、

重たいイメージだったのですが、

先生もみんなの声を聴きながら、「なるほど~」と理解され、

ポジティブな責任とネガティブな責任の両方があるよねと話しながら、

ポジティブなイメージもあることを話されていました。

先生の言う、ポジティブな責任のイメージとは、

これは自分がやりきるぞー!というようなヒーローのようなニュアンスでの責任のイメージで

自信感とか、達成感とか、プライドとか、そういった感情が感じられる話だったと思います。

もちろん日本人の方の中にも

そういったポジティブな責任のイメージの人もいるんじゃないかと思いますが、

多くはネガティブなイメージの方も多いかも。

そういった共通の感情になる背景には、

日本という集団が経験した、

戦前から戦後で日本が通過してきた様々な出来事が強く影響していることがわかりました。

ここには詳しく書けなくて申し訳ないですが、

同じ民族とは思えないほど、日本民族の精神性は変化したと感じます。

中心の骨を抜かれると比喩できるぐらい、精神性の中心が破壊されてきました。

そのぐらい深い傷を負った日本。

日本の中にある涙を癒し、

心軽く、誇り高く、自分の人生に責任を持てる生き方をしたいですね!

本日もお読みいただきありがとうございました。

perspective496@gmail.com