部下や仲間から信頼されない悩み 相互の信頼を生み出す認識のリセット技術 part2
目次
一方的な思い込みの信頼の罠
ちょっと日付は空きましたが、
前回の記事の続きです。
この数日、スケジュールが詰まっていたことと、
明日に控える講話の準備なんかもしていました。
さて、部下や同僚との信頼。
ぽろっとしゃべる何気ない一言に部下や仲間に対する信頼が現れます。
こちらの無意識の決めつけ。どうせこんなもんでしょ。というエネルギーは
ちょっとしたところで伝わり、相手もその雰囲気をなんとなく受け取ります。
相手を疑うことはよくない。
信頼をする必要があるんだ。
無理やりそう思おうとする人もいるかもしれません。
だけど、そう思おうとしても思えない。
そんな自分に自己否定をしてしまう人もいるかもしれません。
ある教えの通りにやろうとしても上手くいける人もいれば、上手くいけない人もいる。
最近、僕自身が気づいたことですが、
一方的に信頼している「ふり」をすることは
相手との関係性に向き合っていないんだなと感じることもありました。
僕のなかにある「信頼」という単語には、
相手と向き合わず現実を見ないようにする恐れがあることを気づいた瞬間がありました。
相互の信頼を産み出す相互理解が起きる構造とは
虚像のような、自分の思い込みのなかの信頼を越えて、
相互に共感できる信頼はどのように生まれるのでしょうか。
そのためには、こちらに判断のないところから質問をすることで可能になると思います。
判断がないから相手も安心をしてアウトプットができ、
それをそのままこちらの中にいれられるかどうか。
中にいれることと、その通りに動くということはイコールではありません。
ただ、ただ相手のしゃべることを受け止める。
そして、こちらの背景を含めてしゃべること。
これの循環がスムーズに起きたとき、
相互理解が成されます。
シンプルなインプットとアウトプット。
これって簡単そうなんだけど、
実はすごく奥が深いんです。
関係性の循環を阻害する脳が生み出す過去の経験イメージ
お互いのスムーズな循環を阻害する原因は
わたしたちの持っている脳の機能に由来します。
過去の経験値に土台し、区別をする機能をもつわたしたちの脳。
外界を認識し、多様な世界との出会いを生み出すために必要な装置として
宇宙全ての知恵を結集して開発された脳が
「今ここに出会わせなくさせる」最後の障壁として立ちはだかっています。
自らに対するイメージ
相手に対するイメージ
様々なものに対する経験は、ある特定の方向へものの見方を誘導し、
ありのままに見ることを阻害します。
このことが相手の中に眠る内なる可能性を見えなくさせる原因です。
相互理解を生み出す認識を作るためには脳の機能の限界を補う必要がある
脳の機能は二元の世界。判断をするためには常に主体と客体の2が必要になります。
比較を通して認識をするのが脳の機能です。
しかし、人間の知性がすごいのはこの脳の世界を超える絶対(対がない1)の世界を開発できるということ。
歴代の先人たちは脳が認識できない世界観をなんとか伝えようと、
この世界観を独特な単語で表現してきました。
仏教や禅の「空」の世界
老子の「道」
「神」「ワンネス」
科学の世界でいえば「真空エネルギー」や「膜」と表現される世界も同様です。
そういった単語が表現したい世界は、言語化は不可能とされており定義することが不可能とされています。
ほぼ全ての領域で感覚的にその境地に達成するしかなかったことが人類の現在地でした。
定義が不可能ということは、その経験も主観的な体験にとどまるということ
つまり、共感と共有を生み出すことが難しく、
再現性をもってコピーも起きません。
この、先はなんとなく見えているのに到達ができないジレンマ。
そのため、お互いを尊厳で見ることができる「愛」を達成しようとしても自らが愛そのものになれないことがありました。
そんな人類の歴史の一石を投じた技術が認識技術です。
人間の脳の認識を超えた世界観を
「0=∞=1」という独特な数式で定義することにより、
共通認識を取れる土台を作ることに成功しました。
日本から生まれたこの技術。
今、世界のIT産業の最先端の地でも受け入れられるまでになりました。
詳しくはこちら
このイメージを脳が理解できたときに、今まで審判と判断をするしかなかった脳の機能に
新たな機能がインストールされます。
その目線を獲得したときにお互いに尊厳で見ることができ、新たな関係性が始まります。
そういった認識体験にご興味のある方はぜひご相談ください。
~お知らせ~
札幌西倫理法人会様で講話をさせていただく機会を得ました。
テーマ:「人工知能全盛時代に必要とされる在り方の変化〜知のパラダイムから無知のパラダイムへ〜」
日時:6月12日(火)6:30-7:30 場所: ジャスマックプラザ 料金:無料
朝が早いですが、お時間ある方は是非お越し下さい!!
セッションメニュー 問い合わせフォームtell:080-1301-6374
mail:perspective496@gmail.com
—–Mission-Link—–
-
前の記事
部下や仲間から信頼されない悩み 不信→一方的な信頼→相互の信頼に向けてpart1 2018.06.04
-
次の記事
人工知能の時代のその先へ~『自己超越』という世界観~ 2018.06.14