ロシアのウクライナ侵攻

ロシアのウクライナ侵攻

本日、ロシアがウクライナに全面侵攻するというニュースが流れました。
だいたいの情勢を見ているとこのような流れに至ることは想像できましたが
改めて感じるのは私たちは危うい土台の上に立っているということです。

コロナパンデミックでも明らかなように
世界的な危機やそれを主導する動きのなかに私たちの生活が乗ったとき
私たちの生活というのは簡単な揺らぎの中に消えてしまいます。

特に今回のような軍事的な侵攻というのは
さらにそこに住む人々の生活の土台を大きく変え得るもので
それを隣国であるロシアが当事者ともなれば
対岸の火事では済まされないところがあると感じています。

今までの人生の中で
戦争がなくなった時はないと思いますし
常にどこかで紛争だったり
テロ行為だったり
様々な軍事衝突の渦中に置かれている人がいたのは間違いありません。

ただ、今までは自分の問題意識の中でも
そこまでリアルに感じることができなかったですし
今回は情報を取るようにしているからか
より近いところで感じられるような気がします。

単純に戦争反対などという気持ちはありませんが
誰もが戦争に巻き込まれうるということは
大きなリスクだと思います。

最近、就労支援の現場の話を聞くことがあり、
社会生活のなかで人がドロップしたときに
そこから社会復帰をするために
どれだけの社会資源を投入しているかを知ることがありました。

リハビリなどの医療職というのも
それらを支える一つの業態かもしれませんが
社会全体が回るためには
多くのコストがかかります。

一部の人間が誰かをはじいたり、陥れたりすれば
そうなった対象を支えるために社会資源が導入されます。
その対象が病気になり社会復帰が難しくなる
その対象が恨みを蓄積し犯罪を起こす

などなど。

何かをはじき勝利するというのは
安全の中で行えないものには
常にリスクがつきまといます。

特にこれだけぶつかるときの力を持った者同士がぶつかれば
凄惨なことになるのは想像に難くありません。

やっぱり争いが起こる根本問題を解決しないといけないと思うんですよね。
争いが起こらないための抑止力を持つだけでは
本質的な解決には至らないと思います。

人間が根本的に何故争ってしまう状態にあるのか。
そんな解決への問いを考えることは
組織運営などでもとても重要なことだと思っています。

一緒に考えてみませんか?

本日も御読み頂きありがとうございました。

info@missionlink.jp