不安・自信がない・人間関係の悩み、様々な悩みを解決する3つの鍵 2つ目の鍵
- 2021.03.22
- 徒然
目次
様々な悩みの根本原因に位置する観点の問題
前回の記事では様々な悩みがあるなかで、
それを解決するためには正確な問題意識が大事であるということを書きました。
診断が変われば処方も変わる。
どこに変化の焦点を当てるかはとても重要な課題です。
その根本問題とは私たちの脳にある機能的な限界。
「観点の問題」でした。
一人一人は脳に編集された映画の中にいる。
この初期設定された隔絶された絶対孤独の世界。
ここから自由になれないことが関係性のなかで摩擦と衝突を生み、
問題を生み出す根本的な原因だったのです。
悩みを解決する2つ目の鍵とは?
では悩みを解決するための2つ目の鍵とは何か。
それは「動きの概念が変わること」です。
何故、動きの概念が変わることが悩みと関係するのか?
これについて述べる前にまずは動きにはどんな種類があるのかを整理したいと思います。
「動き」というと普通皆さんはどんなイメージをされるでしょうか?
普通はペンが動く、人が動く、コップが動く。
というように、3次元のなかで部分の存在が動く動き、すなわち「アナログの動き」のイメージをしやすいです。
アナログとは秒針が動く時計をアナログ時計というようにある存在が連続的に動き続ける動きを指します。
実は「動き」には構造的にもう2種類の動きがあるのです。
もう一つが不連続な動きとなるデジタルの動きと呼ばれるもの。
デジタル時計に象徴されるように0と1、2、3と表示が変わるときには0と1の間はなく、整数倍で変化をします。
アナログでは0.1とか細かくするほど細分化ができるのですが、
デジタルでは飛び飛びで変化を指す動きなのです。
この動きをデジタルと呼びます。
このデジタルの動きに加え、もう一つの動きが源泉的な動きと呼ばれるものです。
これはすべての動きを生み出す源泉であると今は理解してもらえたらOKです。
動きの概念を今こことつなぐ
動きの概念を今こことつなぐと捉えたときに実は僕たちの見ている世界はアナログで様々な物体が動いているように見えますが、
実はこの画面の背景にはデジタルの動きが潜んでいます。
蛍光灯が寿命が近くなると点滅を始めることは皆さんも見たことがあるかと思います。
実は点滅のスピードが速すぎるから私たちはずっと光っているように認識しているのです。
科学の最先端の理論であるM理論では
宇宙は高次元の膜の振動で生滅を繰り返していると言われています。
実は私たちの見ている画面は一瞬で膜にほどけ、そして今ここの画面が誕生している。
この誕生した画面の残像現象で世界が安定して存在し続けているように思えるのです。
このように私たちの世界に生滅を繰り返すオンオフの動きがあることを認めると
M理論で導き出す世界の結論や、量子力学で証明されているミクロの世界では存在が確立である場のような概念や
ポコポコと生まれて消えてを繰り返す様子などが矛盾なく理解することができます。
この概念を理解することは、実は存在は実在ではないということなのです。
存在が動くのではなく、動きが存在させている
この身体の私も、私の認識している宇宙(世界)も今ここ実在しているものではなく、生滅を繰り返す動きがあるということ。
全ての悩みは存在が実在する大前提から出発をします。
その固定を手放すことができたら、まったく新しいアイディアやイノベーションが生まれるきっかけとなるのです。
動きの概念が変わることはすべての大前提を転換する大きな鍵になっていきます。
この動きのイメージについて詳しく知りたいという方はこちらのオンライン講座から学んでみてほしいです。
概念を通して世界を認識するということは、
一見とっつきにくく簡単ではありません。
だけど昔は地球が宇宙の中心であり、宇宙が地球の周りをまわっている天動説が世界の当たり前でした。
その時代に地動説を語ることはとても勇気のいることだったと思います。
今や地球が動いていることに疑問を持つ人は多くないと思います。
人間は知性を通して世界を理解できる存在なのです。
この適切な思考を働かせることは悩みの出発が変わることにつながります。
今回は少し難しかったかもしれませんが、慣れてくると段々とこういった思考が当たり前になっていきます。
ぜひ一緒に深めていきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました!
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