『変わりたい』と思う人へ 聞く姿勢と学ぶ姿勢

『変わりたい』と思う人へ 聞く姿勢と学ぶ姿勢

目次

変わりたいと思う人へ

人を育てることや、新しい変化をご案内している仕事をしている関係もあり、

『変化したい』というニーズを持っている方とお会いすることが多いです。

「こんな自分を変えたい。」

「今、変わらないといけない気がする。」

そんな想いを持っている人は多いと思いますし、

変化のスピードが早かったり、

令和の時代に突入していくこともあり、

時代の要請が来ているとも感じます。

変化できないと悩む人は話を聞けているかを確認しよう

変化できないと感じている人は

まず自分が人の話を聞けているかを確認してみましょう。

話を聞くということは非常に奥が深いことで、

どのぐらいまで相手のものを引っ張れるか

私たちが使う単語には

その人の考えや感情、

イメージが伴っています。

その単語一個の出発には

その人自身のアイデンティティがあるのです。

多くの場合、話は聞いていても「単語」しか聞いていない場合は多いです。

そうなった場合に起こるのは、聞いた単語にペア付されるのは、自分の知っている単語のイメージにしかならず、

前提が融合されないということ。

例えば、チャレンジすることが楽しいイメージをもつ人間にとって

「チャレンジをする」という単語はそのまま自分の可能性を発揮することにつながります。

しかし、「チャレンジをする」ことに自分が過去に嫌われるイメージを持っている方には

同じ単語を聞いても、プレッシャーに感じやすいとなるのです。

その「言葉」知っているよ。聞いたことがあるよ。

そんな風に反応することはよくありますが、

単語1個の前提は75億みんな違うということを理解することは

イメージを受け取るうえで非常に大事だと考えています。

つまり、多くの人は聞いているようで聞いていない。

出会っているようでまったく出会っていないのです。

本当の『学ぶ』姿勢とは?

これは物事を『学ぶ』上でとってーーーーも重要なことだと考えています。

よく、プレゼンターは相手に伝わらないと意味がないと戒めを受けます。

しかし、それを受講側が伝達側に問題があるからとして、学びの姿勢を持たないことは大きな問題が起きるのです。

自分の立場を超えて、伝達者が何を伝えようとしているのかについて、理解を示そうとしないことは変化につながりません。

それこそ、学びとはお互い様だと思います。

しかし、受講者側が学ぶほうであるはずですから、伝達者には新しい世界に案内する義務があるはずです。

新しい世界に案内するということは、どうしても理解の範疇を超えたことに出会うということ。

学ぶ側は自分の世界をいったん手放して、必死にもがくように頭を使うことで、新しい変化と出会えるのです。

自分にとって、「わかる」ということは得てして経験の中にあるイメージのペア付であることが多いです。

僕の師匠はよりわかりやすく伝えることは意識しても伝えたいことの主軸は譲らないことを大切にします。

つい、伝達側も相手が受け取りやすいものにしようとして、本来のものからずれてしまうことってありがちです。

学ぶ側も今の自分にとって使えそうな内容を部分的に受け取って、よかったーー、とか理解したー、となりやすいです。

でも、これって本当に出会っているのかといえばそうではありませんよね。

その上で、日々、話を聞くということはどこまでのレベルで聞けているの?と、

自戒も込めて、肝に銘じたいなと感じた今日でした。

あなたが変われないのは知識のせいでもなく、能力のせいでもなく、

あなたが知っている経験知識から常に自由になり、

相手の世界を正しく理解できる言語がなかったから。

その話はまた別の機会に預けたいと思いますが、

変化をするためにまず意識ができることは、自分がどこまで相手の話を聞けているかを理解すること。

是非、意識してみてくださいね。

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