フリーとまとまりを楽しむこれからの時代の関係性
- 2019.03.28
- 徒然
目次
大人が子供の様にいられる生き方
今の社会は資本主義社会。
多くの方が社会の中で役割を演じるために動きます。
お金を得るために、名声をえるために、
何かしらの役割を演じる。
失敗は許されず、
正確な動きとより速いスピードが求められる。
今年の目標を達成すれば
来年はさらなる目標を求められる。
現状維持よりはもう一歩、先に行かなくてはいけない。
そうでないと時代に取り残される、そんな怖さが出てくる。
そのぐらいに変化のスピードも激しく何が起こるかわからない時代です。
だからこそ、自らが変化し続けられるモチベーションを変化させる必要があるし、
人間関係の質を変化させることは
アイディアを生み出すクリエイティブの観点でも、ストレスの観点でも、
モチベーションの観点でも重要な要素になっていきます。
今までの人間関係は一言でいうなら我慢を『前提』にしているもの。
お互いの違いを融合させることは厳密には難しく、
どこかで妥協と我慢が生まれます。
経営者と従業員、上司と部下、パワーバランスの違いは
一つの観点を優先させたときに
他の観点を使えなくさせてしまいます。
周りを活かすために自分を犠牲にするという人もいるでしょうし、
周りを否定するために自分で頑張ると孤独に頑張るという人もいるかもしれません。
そうなってくると、どこかに犠牲にするものや、使わなくなるものが生まれて来ます。
ロケットが宇宙へ飛び出すように、過去のネガティブな自分を燃やしながら、切り離すようにして、遠くに飛ぼうとします。
切り離す自分がいるということは、エネルギー的にも疲弊してくるのです。
何かを犠牲にする原動力は限界。
多くの人が我慢で動くことはもう既に限界がきているのだと感じます。
過去を土台にしたエンジンから自由になること。
人が過去の決めつけから解放されたとき、
お互いの関係性の中での決めつけも解除されます。
何故ならば、お互いがジャッジしあうことはお互いの世界の決めつけを見ているから。
あえて、その解析を楽しむ余裕があれば別ですが、一方的な決めつけは苦しくなってきます。
実は、この決めつけがどこから生まれるというと『存在』という認識からなのです。
我慢が生まれる原因は『存在』認識にあった。
ちょっと難しい話をします。
私たちの我慢が生まれる根本原因、その原因は脳にあるということはよくこのブログでも書いています。
それをもうちょっと掘り下げて見ると、
私たちの脳は物事に名前をつけたり、意味や価値をつけるという境界線を引く機能を持っています。
存在の名前が変わればまったく違うものになる。それは経験もあるはずです。
例えば、ひとつの『コップ』
飲み物を入れて飲む、これはそのまま『コップ』です。
だけどそこに、ペンを入れれば『ペンたて』にもなるかもしれないし、
土とお花を植えれば『花瓶』になるかもしれません。
実は私たちが名前を付けているのは脳が名前を付けて、機能を決めているのです。
そしてそのようにさかのぼっていくと、
私たちが見ている『存在』という境界線。
これは本来、境界線がないものを脳が編集してみせたものであるということをご存知ですか?
僕たちは科学的な信仰をしますので、
象徴的なのはボーアの原子模型のようなものを学びます。
そのため、存在の基本単位は『粒』であるという刷り込みがあるのです。
自分が粒の集まりであるというのは何となくイメージできる方も多いのではないでしょうか?
しかし、量子力学という超ミクロな世界にいくと、
存在は『粒であり、波である』という世界観が登場します。
自分が『波』である。
よく、オーラとか波動的なことが好きな人もいると思うのですが、
存在があって、それが波動を出したり、振動してる、とかじゃないですよ。
そもそも『波』という世界観です。
ややこしくなってきましたね。
あなたはある側面から言えば『波』そのものでもあるのです笑
そんな、本来は波だったり粒だったりする世界観を
存在という『固定』したイメージに決めつけてしまうことに無理がありました。
デカルト時代から続く『存在』認識を超える新しい認識スタイル
じゃあ、どうするの?ですよね。
人間の認識方式が変化することです。
波の状態から、粒の状態がどう生まれるのか?
さらに言えば、粒と波はどこから生まれたの?
そこから整理しないと科学的にも整合性のあるものの見方はできないのです。
人類はもう一歩、認識の仕方を進化させないといけません。
新しい認識の世界は変化の秘密を理解すること。
全ての存在を生み出す『源泉的な動き』という概念で整理ができるのです。
あー、言葉が難しい笑
その世界はシンプルに行ってしまえば、可能性の世界。
動いてしまうので、決めつけられない世界です。
つまり細胞をIPS細胞に戻せるような、消しゴムのような機能を持てる認識方式。
だからこそ、そこから自由に世界の決めつけを楽しむ世界。
これは紹介している僕もですが、
まだ見ぬ未来を一緒に進んでいくことです。
僕も僕なりに、人生でいろいろありましたし、力が入って生きてきました。
僕よりももっと頑張っている人たちもいるし、
若くてもすごい人もたくさんいます。
ただ、いろんな人を見れば見るほど、今までの頑張り方ではこれからの時代を創るのは大変だなぁと思いましたし、
心の底から力を抜いて、人とともにあれるというのは本当によかったと感じています。
私たちがイメージしやすいところでいえば、子供の心。もっと無垢かも知れません。
そのぐらい自由な境地。
技術を使えば使うほど、心は柔らかくなっていきます。
人の心が自由になって、関係性が自由になっていく生き方。
ただ自由なだけじゃなくて、設計図が共有できるから、
方向性をともにすることができる。だから団結することができる。
そのためには、人間そのものが変わって、関係性が変わること。
その関係性の疎通から新しい商品が生まれてくる。
そんな時代をともに創っていきたいです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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