人が増えるほど問題が起こる 組織のジレンマ

人が増えるほど問題が起こる 組織のジレンマ

企業などの組織において

いかに自分達の勢力を広げていくかというのは

大きな課題だと思います。

人材を増やしながら

シナジーが起こることを期待する。

それが理想ではありますが

現実はそのようにはならず、

人が増えるほど

逆にさまざまな問題が生まれてくる

というジレンマを感じる方も多いのではないでしょうか?

10人ぐらいの規模であれば

経営者や管理者が目を掛けていられたことも

構成員がある一定数になれば

リーダーがすべての活動を把握することは困難です。

このような課題は組織の持つ普遍的な課題として

抱えているものであると感じています。

この状態を引き起こす根本原因とは

私たちが誰一人として同じ世界を見ていない

という事実に起因しています。

私たちはそれぞれの脳を使い世界を認識します。

過去の経験を通して単語のイメージを蓄積し

言語を通してお互いの疎通を図ります。

しかし、一人一人の経験の範囲は異なり、

単語1つの裏にあるイメージは

微妙に違います。

そのため、それぞれが見ている世界は厳密には違う世界を見ており、

同じ世界を見ている人は誰一人としていないのです。

このことを分かることが何よりの第一歩。

正しい問題意識を持つことから

共通土台の構築が始まります。

共通土台を構築するための重要な要素は

1.正しい問題意識を持つこと(誰一人として同じ世界を見ていないことを理解)

2.共通の出発点となるゼロベース思考を獲得すること

3.組織共通の判断基準となる設計図を持つこと

の3つです。

私たちミッションリンクは

この3つの要素を育てながら、

組織が拡大し続けても

心理的安全性が溢れ、

シナジーが起こり続ける組織が

各種業界に誕生することを願って活動しています。

是非、多くの方とこんなお話ができることを楽しみにしています。

本日もお読み頂きありがとうございました。

perspective496@gmail.com