話を聞けないわたしから話が聞けるようになったという話(現在進行形)

3年ぶりぐらいの再会

昨日、埼玉（全国遠征）時代に身体のメンテナンスをさせていただいていた患者様に３年ぶりぐらいに会いました。

夏休みで北海道に来るついでに施術のご依頼。

もともと北海道のご出身の方で、北海道での勤務から東京や大阪など転勤をされており、今回は大阪からいらっしゃいました。

もともとは北海道でのご勤務でしたが、

たまたまその方がメンテナンスでお世話になっていたかたが、北海道のなかで僕が信頼しているセラピストの先生でもありつながりがあったのですが、

関東に転勤するにあたって、僕のところにご紹介を頂いたことがご縁でした。（このご縁も本当に奇跡）

『堀江先生、変わりましたね』

そしてそして、久々の再会でもあったので、

いろいろと世間話をして笑いあっていたところ。

衝撃の一言が。

「先生、変わりましたね」

と。

おやおや。一体、どういうことでしょう。

お話を伺うと、

当時、こんな風に雑談も全部笑って話せるイメージじゃなかったんですって笑

クライアントさんが過去の病歴を話したら、

「過去のことははいいですから、今はどうすると、どこが痛いんです？」

とか聞いていたらしい。。おい！過去の俺！！心のなかでツッコミ。

容疑者。お会いしてた頃よりも2年ぐらい前。固い。

話を聞けなかった当時の自分(今も)

当時の僕の印象は、治療とか治すということにすんごいストイックで

そのための会話しかしない印象だったらしい。。

（いやー、自分的にはめっちゃ話を聞いていたつもりだったんだけどな〜笑）

でも、思い出すと

一通り聞いた上で、

「で、どこが痛いんです？」

とか、なんだかんだばっさりと本題を切り出す言葉をしゃべっていたような気がします笑

（これ、ちょっと今もやるかも汗）

恐ろしい。

表情とか、もろもろすごく変わったそうです。

その方とお会いした当初は25とか26の頃。ちなみに今は30。。

当時は少年っぽかったけど、今はいろんな意味でどっしりしたとのことでした。

そりゃー、酸いも甘いも経験しますわ！ってお返ししましたが。。

「人間、いくつになっても変われるんだなぁ」

と、希望を与えられたそうです。

個人的にはこう思われていたんだと、

いろいろと衝撃でびっくりしましたが

施術をさせてもらう身でありながら、

僕自身を振り返るきっかけにもなり、逆に整理をしてもらったような気持ちです。

今、振り替えると

当時の僕は

これをやらねば

なおせる自分でなければ

稼げる自分でなければ

そうじゃないと価値がない自分が

必死に頑張っていたんだと思います。

だから、相手の話を聞きながらも僕の頭のなかは戦争のような状態。

相手の言葉が僕の頭のなかから出てくる考えにかき消されていました。

当時の僕の世界は僕にとって敵に見えていたのだと思う。

無意識に決定された自分という枠から考えや感情が飛びだす

最近、今まで以上に深いところから、

時代や社会に要求される自分をつくって

力が入り続けていることに気づきました。

そしてそれは自分だけではなく、

この時代に生きる人、みんなに乗っかっている問題であるということが、

よく見えてくるようになりました。

決めつけられた自分という枠。

自分の観点だったり、アバターとしての’堀江直樹’という枠を

条件反射で守ろうと力が入ることが大分へりました。

心が開いている状態。

お陰で人の話というか

想いを受け止めやすくなったし

僕の想いを伝えることもできるようになってきたなぁと感じています。

完璧になろうとは思ってないけど

まだ、ちょっと自分を守っちゃうときもある。

けど、今が楽なのですよね。

当時のクライアントさんの身体のことも思い出しながら、

施術も楽にやれるようになったなぁと。

何よりもお相手が今まで感じてきた涙が一番感じられたこと！

しみじみといろんなことを感じさせていただいた時間となりました。

こうやって長く付き合ってくださる方とご縁をいただけることは本当に嬉しい限りでした。

自分は話が聞けている、なんて本当に思い込みですね〜。

いやー、このことを振り返っても、今もそうだなぁ。。

って日々を振り返ります。反省。

もっともっと人と心で出会えるようにしたいな。

話が聞けないよね、と言われたことがあるみなさん。

または人が変わらない、とあきらめのみなさん。

どうやら人は変われますよ！笑

もしご興味ある方はご相談ください笑笑

なーんて。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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