【経営】【マネジメント】新しい判断基準を組織に導入する【クレド】
現場が忙しくなるようなときに
リーダーポジションの人が
現場に入らないといけなくなる時はあると思います。
本来の役割として
マネジメントの役割のある人間が
現場に入りすぎることで、
本来やりたい役割がなせないということはよくあると思います。
業種にもよると思いますが、
現場判断が一律に判断できない人を相手にした現場などでは
特に困ることでもありますよね。
そんなときに人を育てる視点として、
基準を育てるという視点が大事だと思います。
どんな時に何をするのかの判断する基準。
当事者が自ら判断でき、
周りに共有できるよう言葉にすることができる基準を持てることが
重要じゃないかと感じています。
この基準を設計するということをお考えになって
組織の中の整備をしていくことは
特に組織が大きくなって、
現場の層が厚くなればなるほど、
重要であると感じています。
この課題をクリアしていくためには2つのポイントがあります。
1.構成員に共通認識を取りたい基準となる素材の用意
2.構成員自身が無意識のどんな基準をもっているかを自身が自覚しつかめるようになること
となっています。
1のほうは当たり前ですが、
その組織の基準となるものがなぜその基準を取り扱うのかの
背景やイメージを共有するための素材を用意する必要があります。
そして2つ目は
それらの新しい基準を設定したとしても
人はつい、その人オリジナルの無意識、
または意識的な基準によって現場での判断が影響されます。
例えば効率性を重視したい新しい基準が提示されてたとしても
クライアントに対して認めてほしいという
無意識の感情の動きが生まれれば
本来時間によって切り上げなければいけないサービスを
時間をオーバーしてもやり続けてしまう
なんていうことも起きるかもしれません。
そういった場合、本人が自覚があるかないかでも
教育のアプローチするべきところは大きく変化してきます。
クレドなどの新しい基準を社内に浸透させたい場合、
構成員の中にある無意識の基準も理解しながら
導入を考えていくことが重要だと感じています。
ぜひ、こういった社内課題に取り組み中の方は
ご相談頂けたら嬉しいです。
一緒に考えていきましょう!
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