相手の話をそのまま聞く難しさと曖昧コミュニケーションの突破。夫婦間で行う議論・会議術の研究。

相手の話をそのまま聞く難しさと曖昧コミュニケーションの突破。夫婦間で行う議論・会議術の研究。

ここ最近、研修の提案や準備等あり、
妻と会議することが増えています。

うちは研修等を提案する際に夫婦で
ディスカッションしながらイメージを構築しています。

今日も23時過ぎてから打ち合わせ(その前は彼女の仕事の話をしていた)。

本当に付き合ってくれることに感謝なわけですが、

この妻との議論を通して、
いかに自分が日常であいまいな議論
しているのかが明確になっていきますw

夫婦あるあるかもしれませんが、
相手から何かのアイディアを言われた時、

そのアイディアをそのまま受け取るというのは
意外と難しいことだと感じています。

話を聞きながら、頭の中で別のことを考えていたり、

アイディアを実行するイメージになって
現場を想定して難しいと解釈してしまったり。

出してくれたアイディアは一旦そのまま受け取ればよいのですが、
聞いている途中に考えてしまいやすいんですよね。

実はそのような状態は
相手の話を聞きながら、自分の頭の中は話している状態。
相手の話を聞いているようで聞いていないわけです。

僕も認識の仕組みの理解と
妻との日々の訓練のお陰で

大分、頭の中を静かにさせながら、
人の話を聞けるようになったのですが、

今日の会議でも数日前に彼女が話した内容を
僕の中でも曖昧に受け取っていたことがあり

それによって事件が勃発することがありました。

よくよくそのシーンを思い返すと、
彼女が出していたアイディアを聞きながら、

とりあえず言われたことを形にして
再度彼女に観点をもらえばいっか~ぐらいに

軽く聞いていたのですが、
彼女は彼女で本気でアイディアを出していたことがあり、

その前提のズレから感情がニョキニョキ顔を出しますw

確かにこうして振り返ってみれば
僕の態度はその場で出たアイディアを
無下にするような態度だったなぁと思い反省。

今、話し合っている議題は何か
1個1個の議論で生み出されたアイディアは何か

そのアイディアをどう思うか

合意を取ったアイディアをそのあとに誰が、どのように取り扱うか、
それらを明確にし、合意を取る議論のスタイルを持つ彼女。

いや、議論や会議ってこういう風にやるのは当たりまえですよねw

だけど、頭ではわかっていても、
条件反射的に曖昧な反応をしている
自分がいることを自覚できました。

彼女の背景にはお互いの違いをいかに越えていくのか
という問題意識を子供の頃から蓄積してきた
人生のストーリーがあります。

だからこそ、人が違いを越えて議論をするときに対する
想いやそのプロセスを見る精度が違うのでしょう。

一方、僕の背景には長男だったこともあり、
基本、様々なことをやってみながら突破してきた経験があり、

人と疎通しながら進めていくよりも

場当たり的に自分で動きながら考えていく習慣があることを感じています。

とりあえず、最近参加した研修のお陰でもあって、
議論が白熱しても、

感情的な囚われが出なくなった自分に成長してると褒めたい!w

そして、こうして議論を通して
自分とは違う世界のイメージと出会う度に、

僕自身の固定がほどかれていくので、
議論の結果を味わったときに
深いリラックスが得られる感覚があります。

観点から自由になってチームプレーする楽しみを
日々、蓄積しています。

本日もお読みいただきありがとうございました。
perspective496@gmail.com