経営者が安心して自分の感情を観察できる価値

今日は最近セッションをさせて頂いた気鋭の経営者さんの振り返りmtｇでした。

私どもの行うセッションではその方の持つ無意識の感情パターンを明らかにすることを行います。

この無意識の感情パターンを【無意識エンジン】と呼びますが

人は幼少期の中でショックな体験を通して自分自身をこんな人間だと決めつけます。

コンピュータがプログラミングされた結果を出力し続けるように

私たちの日常で出会う感情や思考、行動や関係構築の結論はこの無意識エンジンによって決定されています。


振り返りmtgでは日常にて感じた些細な感情の動きを観察し

その感情の動きを観察し、自らのエンジンとの関係性を観察してもらいます。

意外と私たちは日常の自分が感じていることは置き去りにしてしまいやすく

目の前のことをクリアすることに意識を注ぎやすいのですが

日常で起こるちょっとしたコミュニケーションのズレや

何かを実行する時にも実はプレッシャーや葛藤を感じながら行動しています。

マイナス感情が働くこと自体は悪いことではないのですが

実は自分がそれだけいろいろな感情を感じていることを自覚することにも大きな気づきが生まれますし、

本当にすべき変化の方向性の一歩目を歩むことにつながります。

今日のmtgはまさに日々、沢山の困難な現場を解決し行動し続けるプロ！すごく優秀な経営者の方がお相手でした。

1時間ほどやり取りをさせてもらいながら

ご自身の感情の動きとそこに潜むもう一歩踏み込んだところに何を感じているのかを

共に探ろうとする時間をとることができました。

これだけ社会の変化も激しい時代のなかで

経営者というのは常に前を向いてあの手この手と変化成長し続けることが求められるポジションです。

そんな役割を持ち性質的にもものすごく頑張ることができる方が

自分の内面を安心して観察できるというのは大きな一歩だと感じています。

経営者自身がどんな認識を自身に課しているかを観察し変化させていくことは

実は社内の関係性や場に与える影響がメチャクチャ大きいんです。


私たちは未熟な幼少期に行うマイナス感情の決断を通して

そうではない未来を創ろうと頑張るようになります。

しかし、私たちの認識の構造は無慈悲にも

最終的にそれが叶わないような無意識の意思決定を選択してしまう設計を持つようになっています。

人生をどのような形に持っていきたいかにも通じる重要なことであると感じています。

また来週にも振り返りのmtgの機会を設けさせてもらっていますが

次週にはどんな気づきが生まれるのか楽しみです。

このテーマは非常に面白いテーマでもあるので

ちゃんと図解などして解説できるようにしていきたいと思っています。

セッションに関するお問い合わせはお気軽にご連絡ください。

本日も御読み頂きありがとうございました。

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