目標に走るほど、力が抜ける生き方
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目標に走ることに疲れてしまったあなたへ
今の社会は資本主義の社会。
当たり前のように売上だったり、目標に向かって走るということは
価値のあることだとされていますし、
もしもお金がうまく回らなくなったりすれば、
事業としても立ち行かなくなったりもしますし、
特に沢山の会社や社員を抱える経営者の方は
そのプレッシャーは並大抵ではないと思います。
そういった世界は、僕は経験がないのでまだわかりませんが、
僕も全国的なプロジェクトに関わる機会が最近いくつかあり、
自分の行動が全体に影響をするというプレッシャーを感じることも増えました。
自分という範囲が広がることは責任の範囲が増えますし、
一人ではこなせない仕事になれば、人の力に頼るようになりますから、
そうやって人の数が増えれば様々なことが起こります。
ある意味、足を止めるということは得も言えない不安が襲ってくるという人も多いでしょうし、
不安がなくなってしまったら走れなくなるから、むしろ不安がなくなってほしくない。
なんていう人もいるかもしれません。
目標への走り方が変化する時代
足りないところや不安を原動力で走り続けるには時代の変化が激しすぎるし、
人の価値観の多様性がありすぎて、今までの目標に向けて走るというやり方では
人の心が追い付いてこない時代にどんどん差し掛かっていることを感じています。
不安の根本原因とは何かといわれれば、
お金や人間関係、能力など様々な条件があるかもしれませんが、
そういった条件づけ以上に何が引き起こすかといえば、
社会や人と出会うときに不安は生じてくるもので、つまり自分と異なるものへ出会うときに私たちは無意識的な不安感が生まれるようになっているのです。
自分と違うものとの出会い。
実は私たちはそれぞれの「脳」が立ち上げた世界を見ています。
このことを脳のVRのヘッドセットを付けていると例えることもできますが、
私たちの脳は過去の経験したことを土台に物事を判断するようになっています。
自分と異なる前提と出会うということは
人それぞれ気分や状況も変化しますし、こちらがよしとしてやったことが、相手にはまるかはよくわからないということ。
家族や社会との関係のなかではそういった違いと出会ったときに
違いとの出会いはショックを生み出します。
そのショックを埋めるためには自分がダメだったと自分を否定するのか、
相手がおかしいと相手を否定するのか、それとも環境がおかしいと否定をするのかしかないのです。
その感覚を味わうことは基本的には嫌なことなので、自分の心を麻痺をさせたり、
関係を切ることで感じないようにする、という場合もあります。
そのようにして人それぞれの感情の結論には必ず限界がうまれるようになっていて、
そのマイナス感情を避けるためにできる自分になろうとしたり、
人を助けられる自分になろうとしたり、人に理解してもらおうとしたりするのです。
もし、今不安感がないというかたももしかするとその自分の条件や状況を保つために
実はかなり頑張っているかもしれません。
僕はどちらかというとポジティブなタイプで、問題や限界をどんどん超えて走っていくタイプでしたが、
その裏には問題や限界に出会って、無力さを感じたくないがゆえに、
完璧に準備をしようとしたり、力が入ってしまう自分がいることを気づきました。
僕の家族環境でいえば、朝6時に起きて、家事をして夜の24時ぐらいまで仕事をしている母を見ながら育ったので、
『動かない』とか『やらない』ということがありえない世界観に生きていたのですね。
お互いの背景や世界へのイメージを聞けば、私たちはびっくりするぐらい違います。
その前提で問題が起きないようにすることは無意識にかなり頑張らざるを得ないようになっているのです。
脳の勝手に反応するアルゴリズムを解除したとき、安心感が獲得され、目標への向き合い方も変化する
この限界を解除するには、あなたの中にある無意識の自分や人や社会と疎通することに対してのイメージを解除する必要があります。
実は私たちが深い安心感を獲得するには、環境や条件の変化ではなく、
自分たちの頭の中に新しいイメージをインストールすることが必要なのです。
僕はnTechという技術を通して、勝手に動く脳の仕組みを理解して、
それを解除する方法を学びました。
お蔭で目標や新しい課題が来た時にも
焦りの心に惑わされず、心を一番深くて落ち着いたところに置いておくことができるようになりました。
私たちの脳は限界や問題を引き起こすように初期セッティングをされることがわかっているので、
プロジェクトの規模や大きな仕事と出会った時に出てくる感情も、
逆に再解析をすることで深いリラックスに転じることができるようになりました。
違いに出会うことや環境の変化に不安する生き方から、
世界や人へ深い信頼と安心をもって、心の接続ができる関係性をもちながら、
共有できる設計図をもって未来に走る生き方がこれからの目標への走り方なのだと感じています。
是非、皆さんとも共有できればと思っています。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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