時代を見つめる人たち。時代に求められるリーダーやチーム作りの提案。
時代を見つめられる人
最近、出会う方たちの共通点にあるのは
時代の変化を見越している人たち。
先々週に神田昌典さんの講演会に参加して、
2025年に向けてどんな時代になっていくのか
その中でどんな変化が求められているのか。そんなことが語られていました。
みんながまだ描けない未来をぎりぎりのラインで描きながら、
方向性を提示していく。
その姿は時代を進む舟を創ってかじ取りをしていく。
非常に面白いなと思いましたし、
マーケッターだけあって、設計者だなぁと感じました。
それ以外にも出会った人たちの問題意識もこれからの時代にどんな人材が求められるのか?とか、
その準備を考えて、積極的に次の一手を打とうとする方たちが多いです。
皆さんは変化の激しい時代になります。
改めて僕たちミッションリンクが出会いたいのは
これからの時代をともに創っていく意志のある方。
そんな時代を牽引するリーダーたちと出会いたいです。
これからの時代の変化とは?
これからの変化の激しい時代の中で言われていることは大きく二つのことがテーマになると思います。
一つはVUCA時代ということ。
Volatility(変動性・不安定さ)、
Uncertainty(不確実性・不確定さ)、
Complexity(複雑性)、
Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、
ひとまとめにすると『めっちゃ変化のスピードが激しくて予測できない時代』
という意味です。
この変化の激しい時代は予測ができないため、過去の経験がかえって足かせになってしまうことも増えていきます。
また、テクノロジーの発達も早いせいで、
何かを学んでもすぐにそれが使えなくなったり、
何かをするために学びの時期がライフサイクルと関係なく起きる時代になると言われていますし、
変化に適応できる力が求められるのです。
特にテクノロジーの変化は凄まじく、
中でも特筆すべきものとしてAI人工知能があります。
最近、有名なユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』
という本はご存知でしょうか?
昨年10月のNHKのクローズアップ現代でも紹介をされたのでご存知の方も多いかも知れません。
テクノロジーが発達し、人間は最終的に死すらも超越し、
生命を設計するようにもなると言われています。
まさに神の境地。
その神の境地を指して、
ホモ・サピエンス(賢い人)からホモデウス(神のような人)
が生まれていくと言われています。
しかし、この死すらも超越するには膨大な資金力が必要で、
そこに到達できるのは一部特権階級。
またAIが開発されていくことで、ほとんどの仕事は人間が不要になり、
社会にまったく用を成さなくなる、『無用者階級』というものが大量に誕生するそうです。
産業革命を通して、人類は大量の労働者階級を誕生させました。
これにより、人々は搾取されることを恐れるようになったのです。
しかし、これからは搾取されるだけまだマシで、
社会から必要がないよと、
無用となることを恐れる社会に移行するのです。
これは人間自体がどこに向かうのかがわからなくなり、
人間の尊厳自体が破壊されていく未来。
今のところ、科学技術の行きつく先はこのディストピア(絶望的な未来)が描かれていて、
ユヴァルによればこれに対する未来の代案はないと書籍では結ばれています。
だからこそ、未来をどのようにしていくのか、議論をしていくことが重要だと訴え、人間の可能性に掛ける言葉が描かれているのです。
これは少なくともそんなに遠い未来の話ではなくて、
2045年にくる技術的特異点「シンギュラリティ」以降に来ると考えられます。
テクノロジーの発達スピードは凄まじく、AIの知性が人間を上回るという予測は、2020年代にも起きるという説もあるぐらいです。
さて、そんな時代に生きるのが私たち。
それこそ、人間という種族全体がどうなるのかというような
ターニングポイントに立っているのが私たちのようです。
そのように考えるとこの時代に生まれたことはとても楽しいですよね。
皆さんはこのような時代の変化を見越してどんな準備をしていきますか?
そんなことをディスカッションしたいと考えています。
本日もお読みいただきありがとうございました。
セッションメニュー お問い合わせフォームtell:080-1301-6374
mail:perspective496@gmail.com
—–Mission-Link—–
-
前の記事
もっと早く知りたかった!不安の原因は自己矛盾のサイン。変化の盲点は脳にあり。 2019.03.04
-
次の記事
身体のリラックスは心の絶対的な安心から。心が力を抜けない仕組とは? 2019.03.05