『このままじゃヤバい!』というゲームから離脱せよ!
The 師走。
さて、年末に向けて何やら忙しさが増す今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
何故か毎日、4時間、5時間睡眠が続いていたり
かといって日中もなんだかんだスケジュールがつまっていて、
いろいろ解放されるのが夜の12時過ぎなんてこともざらにある毎日を過ごしていました(アホ)
人との出会いや関わりも濃度を増していくことを感じるとき
自分の中をよく観察します。
忙しくなればなるほど
自分の世界の中に安心がないことを実感するのです。
師走。
⬆️思った以上にシジミ感はありません。
『このままじゃヤバい』という謎の呪い
ある打ち合わせを通して
深く気づくことがありました。
同席していた以前から定期的なセッション&コンサルをしている方(女性)が、
僕の尊敬するとある方とのやりとりを通して、それを外から見たときに
自分が彼女の中にある可能性を見つめ続けていられないことを感じました。
それは同時に自分の中の可能性にも制限をかけているということ。
それに気づいたとき
ふっと涙が溢れそうになりました。
何でこんなに未来を描くときに怖さがあるんだろう?
それが不思議になって問いをかけたときに、
自分の中に安心がないことがよくわかりました。
何か忙しくなったとき、
僕が無意識に頭のなかの口癖で出るのが、
『このままじゃヤバい』という言葉。
一体、何がヤバいのかはよくわかりませんが笑(感覚なので曖昧なのがポイント)
そのヤバい感覚を回避するために強烈に
行動したり、考えを走らせたり、
動き続けるのが自分なのですが、
そもそも自分が生きているのが
なにもしないとヤバいのに、
そんなヤバい状態の上にさらに大きな目標なんかを乗っけるわけだから余計に重たくなるわけです笑
僕の日常で生産される様々な成果も
このヤバい状態から逃れるために
産み出した成果であることがよくよくわかりました笑
人間共通の構造なのでこれは僕だけじゃなく誰にも当てはまる話。
最近は僕のセッションやコンサルを共有している方には
境界線を取っ払いたいし
共に越えたいことでもあるので
気にせず自分の現状をアウトプットするのですが、
この気付きをコンサルしている彼女にもお話ししたところ、
お相手からいわれたのは、
『どういう風にお互いを認識しているのかを考えたとき、私は堀江さんは本質を見てくれる存在だと思って交流していましたね。』
と返してくれました。
あ、確かにそうなんだけど、
そうやって僕のことを認識してくれていたことにちょっと驚いたのでした笑
どこか常に自分がその存在として足りていないとか
どこか未熟とか思っているんでしょうな~。
未熟なのはいいとして
未熟さや足りない自分をヤバいと感じながら頑張って走り続けているんだな~
ということがよくわかりました。
彼女がチャレンジしているのも
今、親子の関わりを通しながら、
できているとかできていないに関わらない
絶対的な安心感・尊厳に心を置いて、
子供たちを見続けることにチャレンジしています。
そしてそれは同時に自分自身もその目で見続けるということが求められるのです。
僕自身を振り返れば、
今まで不安の力で走り続けて、
若いなりに全国津々浦々でちょっとだけ講師をさせて頂いたり
そのことが自分のプライドでもあったし、何らかの価値を社会に提供してきたと思い込んでいました。
だけど、そこには常に自己否定があって、
何かの尊厳を破壊する構造が潜んでいた生産活動だったのだと感じています。
これって振り返れば、
やればやるほど自分を切り刻み続けて
傷ついて疲れていく構造だったんだな~ということ。
僕も彼女のチャレンジを通して、
自分が無意識にやっている大前提の判断を自覚して、
今までのゲーム(判断の基準)から降り、
尊厳を見続けるゲームを開始したいと強く決断しました。
改めて人との関わりを通して
実践を向き合えば向き合うほど
自分がシンプルになり
尊厳でいられる生き方をさせてもらえることに感謝をしています。
年末から来年にかけて
すべての尊厳を破壊しない
絶対的な安心感を土台にした
生産活動を蓄積できる自分を準備したいと感じています。
本日もお読みいただきありがとうございました。
-
前の記事
~本来の力を取り戻す~リラクセンスボディセラピー協会主催 ゆるむ1DAY講座に参加してきました 2018.12.10
-
次の記事
自分を否定して頑張るエンジンから比較がない尊厳のエンジンへのシフトチェンジ 2018.12.12