量子的イメージを活用した新しい教育

量子的イメージを活用した新しい教育

こんばんは。

皆さんはSDGsというのをご存じですか?

国連が定める2030年の未来に向けた目標計画のことで、

持続可能な開発目標の略とのことです。

僕もはじめて聞きましたが、

昨日、このSDGsを理解し、おそらく普及するためのカードゲームをやってきました。

ゲームの趣旨などは割愛しますので

是非、興味のある人は調べてみてください。

さて、そんななかで世界をみたとき、様々な問題が山積しています。

その多様な問題を解決するための一点になるのは

教育だと考えています。

今までにない教育の変化。

過去に別のブログで書いた記事をこちらにも写してみました。

書いたのは2年前ぐらいになりますが

ちょっとマニアックで

頑張って書いたのはいい思い出。

今、見返すともうちょっとシンプルにかけるかな笑


新しい教育

それがどんなイメージになるのかを記事を引用しながら書きたいと思います。

引用する記事はこちら。

この記事を読んで興奮される方はおそらく変態だなぁと思います。

「量子力学を応用した、未来のマーケティングシステム「Scanamind」(スキャナマインド)」

http://wired.jp/2014/12/15/scanamind/

「概念を理解するためには量子的であらねばならない」

http://wired.jp/special/2016/deloitte/chapter2/

さて、内容的には解説を含めて書いていくとシリーズ物になっていきそうなので

今日はパートを抽出しながら書こうかと思います。

今回着目するのは、1番目の記事に出てくる「局所性」「非局所性」という言葉から。

ウィキペディアから参照しますと

局所性とは・・・・・

「ある地点で行われた行為や起こった現象によって、遠くの実験結果が直ちに変わることは無い」

という性質。

これがないと物理学の基本的な概念が成り立たなくなるので、古典物理学の大前提にある論理でした。

非局所性とは・・・・・

「この宇宙における現象が、離れた場所にあっても相互に絡み合い、影響し合っているという性質のこと。」

量子力学で量子もつれといって離れた素粒子同士が影響しあっているという話とつながっていきます。

簡単にいうと、

部分を部分としてみる視点が局所性。

部分と全体を分けることができない視点が非局所性という視点になります。

そして、文中にもありましたが、概念を理解するためには非局所性である必要があります。

例えば、「人体」という概念をみていくためには

まさに非局所性の極地じゃないかと思うんです。

僕たちセラピストは「筋反射の原理」なんかを「原因と結果」のプロセスで授業で習ったと思いますが、

確かに仕組みとしてわかるけど

これがどう歩行のときに働いているのかとか、

たくさんの刺激がある中で何が原因になって結果になっているのか、

原因と結果が逆転していたり、

相互的であったり、

どうにもシステム全体を説明するのに適切ではない印象を受けるのではないかと思うんです。

きっと、そーいうしっくり来なさから代替医療とか学ぶ範囲を広げた人も多いのではないかと思います。

筋骨格の筋活動や歩行を勉強しても、内臓全体のシステムとの関係性は?

脳神経、自律神経との関係性は?

様々な要素を局所的に捉えるのが医学が得意とする分野であると思いますが、

矛盾や説明の限界に行きやすいのではないでしょうか。

http://wired.jp/2014/12/15/scanamind/より引用

こちらの図では局所性と非局所性の構造の違いを視覚的にわかりやすく説明してくれていると思いますが、

仮説を立てて検証するとどうしても局所的になってしまうという話ですね。

これは医学とか科学的手法で導き出してきた知識のある種の限界を指しているのではないかと考えます。(医学がだめだとか言っているわけではないですよ!)

全体の概念に共通する仕組みやパターンを見れることが、概念の本質的な特性である「固有状態」をみるということなのだと考えます。

記事のほうではスキャナマインドというプログラムを使って、この固有状態をみながらマーケティングに活用していくというものでした。

この考え方は今までの医学や学問の限界を補う新しい知の方向だと思います。

さて、こちらのスキャナマインドの詳しいところはわからないのですが、

人間そのものの認識にこういった仕組みを活用していくにはどうしたらいいでしょうか。

これは人生全体をどのようにコンサルしていくのか、本当の強みはなんなのか。

未来への意思決定をどのように行っていくのかなど様々なパートに活用ができるイメージがあります。

それを可能にするためには部分だけでなく全体をみることが必要です。

では具体的にはどんなプロセスが必要でしょうか。

人間が観測する「ものさし」を変化させる必要があります。

今までの「ものさし」は見た事、聞いた事、感じた事、体感したこと、経験したことが基準でした。

科学的手法と言われるものをものさしとする人もいると思います。が、これも個人の経験を通過して活用されます。

その範囲とするものがどんなものかを知らないままにそのまま活用する状態。

みなさんそれぞれの人生の範囲が人生のものさしになっていきます。

その基準が絶対に正しいと言い切るには難しいですよね。

ものさしがどんな形をしているか?目盛りをもっているか?そこに普遍性があるのか?

適切に測ることができないならば人生を選択するときの判断も難しくなります。

じゃあ、そこにどんな新しいものさしが必要なのか。

そこを新しい教育として提案していこうとするイベントがあります。。

これはある意味

人間そのもののパラダイムを大きく変化させるすごく刺激的なチャレンジです。

全国をリレー講演の形で回っているこのイベント。第4回目として8月27日の北海道で開催されます。

https://www.facebook.com/events/1106463576087595/?ti=cl

最近、北海道に滞在することが多くなっているのもこのイベントの準備のため。

個人的には是非とも成功してほしいし、多くの人に知っていただきたい。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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