2024年の気づきから2025年の展望へ:AI時代に必要な超知性の獲得=人間力開発
- 2025.01.13
- 徒然
目次
昨年を振り返っての総括
新年あけましておめでとうございます。昨年はどのような一年でしたでしょうか?
自分の周りの方と年末年始交流した際に多くの人が人生の転機を迎えているように感じます。
私自身もその一人で、2024年は良い意味で多くの課題に直面し、上半期の取り組みが下半期に具体的な形となって現れ、年末には大きな気づきを得る出来事がありました。
その気づきに至るまでの過程には、様々な経験がありました。昨年や読書会の継続開催から、
北海道内でのオフラインイベントの開催や、Mission Linkで提供している心理的安全ある組織づくりに向けた企業向けの研修では『DingnityGame』という新しい研修を構築し取り組むことができました。
比叡山の麓での研修を通して得られた世界を見る目が根本から変わるような体験
特に印象的だったのは、12月の頭の滋賀県の比叡山の麓への旅です。急遽訪れたこの地では、「まったなしの変化の時代に必要な人間の変化とは何か?」「超知性獲得」というテーマで2日間の研修が開催され、令和哲学者ノジェスさんの講義のもと、この地に相応しい深い深い知的探求・実践をされてきた方たちが多く集まる場に参加しました。
この旅を通じて改めて、時代の目まぐるしい変化が起こる今だからこそ、目先の変化ではなく
この世界の根源は何か?という「点の秘密を知ること」の重要性を深く認識しました。
点とは「脳でイメージできる世界」、点の外は「心そのものであるイメージ不可能な世界」を表象しています。
この点と点の外の関係が分かった時、人間が唯一知れることはイメージ不可能な動きしかない!ことが分かったんです。
私たちは通常、過去の経験データと整合性を取り、自分の中にある快と不快の感覚と対象づけて「わかった」とすることが多いです。
過去の地図で未来の場所を探そうとするのは不可能だと誰もが知っています。しかし、私たちは無意識のうちに、過去の経験や知識という『地図』を使って、未来を予測しようとしているのではないでしょうか?
脳が行う過去と対象づけた理解方式ではそもそも正しく理解ができない限界があることがわかり、
人間が唯一理解できることは脳ではイメージ不可能な無知の世界しかないという
世界に対する理解方式が根本的に変わった時、完全に満たされた安心感が湧き上がってきたのです。
この理解方式の転換と同時に自分に起きたことは、比叡山という土地のお陰もあってか、時空を超えて釈迦が伝えたかった景色が目の前に現れたような、自分の中の釈迦の教えが躍動的に生き生きと輝き出すような、不思議な体験でした。
「諸行無常、諸法無我」が腑に落ちることで
そりゃー「五蘊皆空 度一切苦厄」とか「天上天下唯我独尊」って叫びたくなるよね。
と、これまでの釈迦の感じたことに共感するような、彼の感動が心に響いてきたのです。
↑私の中の釈迦が踊りだすような感覚!※AI作成
講義の中でノ・ジェスさんから「点の秘密が整理されたとき、その体系を用いてすべてのものごとが整理される」と話がありましたが、まさにその境地を体験したのです。この比叡山での体験は、2024年を総括し、2025年に向けての展望を描く大きなきっかけとなりました。
年末に改めて一年を振り返った際、一つの確信に至りました。
人間の中にある不安を一掃するためには「人が正しく知れることは一つしかない」ことを理解することから始まるということです。
僕自身の体験として
できないこと、わからないことを不安し、それを克服するために一生懸命行動する世界認識だったところから、
この現実の様々なこととの出会いは比較不可能な無知の絶対安心を土台に「楽しむためのもの」と定義が変わり、今まで以上に日常の些細なことの取り組みが深い安心を前提に楽しむように取り組むことができるようになったことを感じています。
この感動を今年は多くの人と共有したいな~~~!!
AI開発と人間力開発を育むBEST BEING塾の開校
そして、年が明け、改めてAI関連の情報に目を向けてみました。2024年の頭には段々と加速するAIの進化に若干食傷気味となり、情報を追うことから離れていましたが、今年は多くの専門家が、2025年はAIエージェントが本格的に登場する年になると示唆しています。
これまでのChatGPTのように指示に対して回答や制作物を得るだけでなく、AIが常に起動し、まるで一人の知性あるパートナーのように一緒に作業してくれるようになるそうです。
OpenAIのサム・アルトマン氏も、AGI(汎用人工知能)の作り方がわかったと示唆し、その先のASI(人工超知能)の開発に着手し始めたと述べています。これは、企業におけるAIエージェントが労働力として加わることを意味し、まさに時代の転換期にいることを実感させられます。
AI研究の第一人者である東大の松尾豊先生は、AI活用の姿勢として、AIをただ崇めるのではなく、古い職人のように自分の専門分野に対してある程度低い視点から出会い、「自分ならこうする!」とアレンジする余裕を持つことが大切だと述べています。
↑PIVOT公式チャンネル 【松尾豊教授に聞く、生成AIの「次の10年」】より引用
https://youtu.be/ker41VCT3j4?si=LrbDLQcMFrmk6Gy0
そのためには「全体」を把握することが重要だと言います。しかし、これほどの超知能の誕生が現実味を帯びてきた今、「知能の全体」を把握することは容易ではありません。課題解決や条件付けでモチベーションを得るような従来の価値観のままでは、相対比較が止まらなくなってしまうでしょう。
だからこそ、AI活用を気持ちよく推進するためには、人間の意識拡張が必要不可欠なのです。
このような社会的な情勢があるなか、今年はAI活用・開発と人間力開発を同時に行うというコンセプトでBESTBEING塾が立ち上がり、1月10日より塾長の募集を開始されました。
2025年に全国10300の塾を開講する!
という発起人のノジェスさんの意志のもと、発足しました。昨年の尊厳ロマリアプロジェクトで日本全国の新幹線のある駅を回ります!というのも驚いたけど(全47回、112日間開催!)、今年もスケールでかいわ~w
一期生(先着500名)限定の特別な特典もあります。
AI開発(活用)技術と人間力開発(nTech)という2つの軸で、日本発の職業を育てこれからの未来を一緒に創造しませんか?
是非、興味のある方は公式ホームページをご覧ください。公式LINEでも情報配信中です😌
今年は僕自身もAI活用を楽しみながら、人間力開発を同時に育み、
思いっきりこの世界を楽しみたいと思います!
本日も御読み頂きありがとうございました。
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