【今】は過去の事実の連鎖ではなく、【今ここ】のポジションから過去も未来も解析できるという話。

【今】は過去の事実の連鎖ではなく、【今ここ】のポジションから過去も未来も解析できるという話。

皆さんは過去を振り返ったときにどんな気持ちが湧きますか?
楽しかった過去、苦い思い出の過去。

そこには様々な感情があると思います。

今日はたまたま過去のこれまでの僕の人生を
インタビュー形式で質問されながら、
話をする機会がありました。

インタビューの主旨もあったのですが、
一通りの時系列でつらつらと話し終わった後、

それを端で聞いていた嫁からフィードバック。

僕の過去の出来事を語るときの
解析のクセを指摘されました。

今の僕の仕事(認識や関係性の面からの健康づくり)
に至った背景には
理学療法士時代から、セミナー講師の経験、整体院の開業、
全国での展開等等、

そこから限界に出会い、様々な技法を学び、
その中での【認識技術】との出会いによる感動。

自身の学びと共に体の健康だけでなく、
心や認識、関係性の健康といったパートへの介入に取り組み始めます。

そんなプロセスで北海道にも移住し、
それまでのセラピストや患者さん向けではなく、

企業や経営者といった層へのアプローチの始まり
Mission Linkの立ち上げなどなど

健康をどうやって形づくるかや
何が本当に問題なのかの意識の変化など
僕なりの人生の葛藤やチャレンジがあっての【今ここ】なのですが、

つい、その当時の自分の未熟さを茶化しながら
話すクセがあった
ことを指摘されました。

僕としては、例えば営業などの現場で見せるような、
こう見せたいというカッコつける感じで話すよりは、

特に脚色せず、葛藤や未熟を出すことが
僕の中では本音であるようなイメージだったのですが、

過去を未熟な点を切り取るのも解析
自分が相手に見せたいように切り取るのも解析

すべてが解析であるということ。

僕が客観的な事実と思って解釈していた過去は
どうやら僕の主観的な思い込みがかなりかかっている!!

ということを気づかされました。

なんとビックリ!!
過去も未来も現在も私たちの頭の中にあったんですね!

そのように見たときに
【今ここ】の自分からは過去も未来も自由に解析できる権利
人には備わっているということ。

これってすごい自由度ですし、
物凄い人生の整理になることを感じました。

そのような視点から僕の過去を振り返ってみたところ、
僕が今取り扱っている【認識技術】に当時の僕が感動したのも

この技術があれば、
ブラックボックスである無意識領域を明らかにでき、
誰もが達人の領域に至れるという確信
があったからでした。
(当時25歳か26歳w)

これが希望に感じたのも
当時の自分は、一人一人が大前提が違うからこそ、
治療技術の習得は、それぞれの蓄積はそれぞれでするしかない
絶対的な孤独の中にいるということへの絶望があったことを思い出します。

自分の中での施術の答えを
何と照らし合わせたらいいのかわからず、
よさそうなものをやみくもに取り入れ続けるしかない。

同時に感じる自分の上達の天井が明らかに見えてくる感覚
だけど、世の中で生き残るためには
永遠に走り続けなければならない苦しさ

こんなことを感じていたからこそ、
認識技術により深い領域の共有ができ、
コピーが生まれる可能性を感じられたことが
何より嬉しかったんですね。

今ここから過去の自分を振り返ってみれば
当時の自分には言語化できなかった葛藤に

【1分、1秒も誰一人として同じ世界を見ている人はいない】という

実は今の僕たちの活動につながる超重要な問題意識があったことを
気づかされました。

そう思うと僕の人生も未熟続きだったと思ってしまいますが、
今につながる大切なメッセージを育んでいたんですね!

今日はかなり深い気づきを得ました。
改めてインタビューしてくれた仲間と気づきを与えてくれた嫁に感謝!

本日もお読みいただきありがとうございました。

perspective496@gmail.com