行動を続けるために必要な出来事から事実と想いを分ける作業

行動を続けるために必要な出来事から事実と想いを分ける作業

私たちは何か感情の動く出来事があった時に

事実と感情をごちゃまぜにして解析をしてしまうことがよくあります。

情報化社会だからこそ、様々なSNSのツールを通して、自分のもとに様々な案件が降りかかる時代になりました。

そんな時に、つい新しいタスクが増えたとか、仕事が増えたとか、

面倒くさい感覚に陥ってしまうことはあるかと思います。

実際に自分が抱えている案件以上に

新しく対応しなければならない案件が増えたと言う「想い」によって

重さが出てしまうことはよくあるものです。

多くのプロジェクトを並行して行なっていくようなことが必要とされる場合、

このような感覚になってしまうことは少なくないと思います。

基本的に私たちは、小さい頃に構築する自分の世界との関係性において、

環境の影響を受ける側としての経験 をするようになっています。

そのための自分の存在が無力な存在であることを前提にして、

環境に受け入れてもらえるかどうかを気にしながら対応する反応を学習しやすくなっています。

自分が今すぐ対応できない案件と出会った時に自分が何もできない無力さを感じてしまったり、

情報と出会うほど無意識に感情が動き、小さなストレスや疲れを蓄積することになってしまいます。

こんな状態を回避するためには今起こっている出来事から「想い」を分離して観察することが必要になります。

それが出来事から事実と想いに分けるプロセスです。

すると実は、自分が事実ではなくて事実に対して自分の想い(感情や考え)を重ね合わせていることが気づくことができたりします。

よーく観察してみるとその想いの前提には無力な自分であったり、

過去の関係のなかで学習した自分に対するイメージが出発となっていることが多いです。

心は考えや感情を生み出すものですから、

産み出した考えや感情に心が飲まれてしまうことは本末転倒な構造です。

感情の主導権はこちらにあることを忘れないことが重要で、

この感情の出発が自らが選択したい感情であるのかを観察してみることが重要です。

自分のなかで当たり前になっている感情のパターンを気づき剥がしやすくするためには、

自分が日常でどんな感情と出会いやすいのか、

無意識の感情や思考のパターン発見するセッションを行うことでよりつかみやすくなっていきます。

興味のある方は是非お問い合わせくださいね。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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