堀江直樹のこれまでと想い

心理的安全性あふれる組織の種が各種業界から生まれるお手伝いをしたい

こんにちは。堀江直樹と申します。

現在、北海道の札幌を中心にMission Linkというチームを立ち上げ

心理的安全性あふれる組織になるための共通土台づくりをテーマにした

研修やパーソナルセッションなどをご提案させて頂いています。

こちらのページでは僕自身のこれまでと伝えたいことを文章にしてみました。

少し長くなりますのでもしよろしければお付き合いください。

※Mission Linkで提案するサービスやコンセプトが知りたい方はこちらをご覧ください。


僕のこれまでの人生は一言でいうと「自分の存在意義は何か?」という問いを追及することだったと思います。

早生まれだったこともあって周りよりも運動や勉強があまり得意とは言えなかった自分。

周りとの相対比較や劣等感というものが小さいころからあって

自分は違う!といきがってもテストやスポーツでは周りに埋もれて消えてしまうような

自分の天井を感じていたことが影響していたと思います。

高校でテニス部に所属するなか、自身のトレーニングなどの一環でスポーツ医学を勉強し、

医療の分野だったら一番になれるかも?という想いで

将来、自らの治療法を確立し、治療院を立ち上げることを志し、

その一歩目として、理学療法士となることを決めました。

21歳から理学療法士として新潟県にある病院に入職し、

経験溢れる先輩たちに囲まれ、沢山の指導や支援を頂き、

また当時勉強していたセミナー団体などでのインストラクター経験を積むようになりました。


自身のなかでの転機があり、24歳で病院を退職し、実家のある埼玉に戻り整体院を開業。

実績は全くないにも関わらず、

まずはやってみよう!というチャレンジ精神のみで同じ理学療法士や作業療法士の方に向けて

治療技術や考え方(マインド)などについての指導を行う「堀江塾」というセミナー事業を始めるに至りました。

この時の僕を突き動かしていたものは「何もできない自分には価値がない」という感覚。

当たり前すぎて自覚できないほどにそんな自分がべったり張り付いていたわけで、

だから、人一倍何かができるようになれば、そんな自分からも自由になれるし、

自信を持って自分の人生を生きることができる、そう思って生きていました。

講師になることや開業するということは、そんな自分から変化をするために必要なことだったのです。

おかげさまで当時のブログやフェイスブックなどのSNS全盛の恩恵を受け、

上にも書いたように経験や実績はまだまだ不十分であるにも関わらず、

25歳前後にして全国各地から講師として呼んでもらえるというかなりレア(あれな)な体験を頂くことができました。

全国各地でのセラピスト育成の長期コースの開催や

60人近い相手を同時に講義するなど、25歳の若造にしてはなかなかできない経験です。

ここまでやれば僕の存在意義は埋められるだろう!

もちろん、現場に入っているときは意気揚々としていました。

ただ、非常に残念なことに、その感情は長続きしませんでした。

むしろ、最初は失敗しても自分には何も無いからと気持ちよくチャレンジしていたことが

クライアントや生徒さんがいなくなってしまう恐怖、

関わった人たちの人生を変わるぐらいの変化を提供できない自分を責める気持ち。

だんだんと作られたメッキを守る生き方に変わっていってしまったのです。

そんな足りない自分を埋めるために選択したのは

沢山のセミナーやセッション、コンサルなどを受け続けること。

もちろん何かを勉強したり、受けた後にはすっきりするけれど、

だんだん時間が経つごとに不安が襲ってくるんですよね。

どこまでいっても未来への不安は消えません。

上がったり下がったりを繰り返す中で、どんどん自分の心は擦り減っていきました。

クライアントの健康を提案する自分が実は一番病気なんじゃないか?

そんな風に考えが出てくるときもありました。

明らかにそんな時には身体が重たく、時には痛みにもつながたったりするのです。

身体の健康には心の健康の大事さを痛感した瞬間でもあります。

そんなある時友人から「認識技術」という技術を紹介されました。

その技術を学ぶなかで得たものが大きく僕の人生を変えることになりました。

まず、一番衝撃を受けたのが、実は私たちが無力さに悩むのは自分の能力の問題ではなく

そのような感情の結論になってしまう初期設定がされているということを知った時でした。

私たちの脳の機能の限界が実は自己否定や他者否定などの感情と直結していたことがわかったのです。

今までずっと自分の能力の問題だとわかったことが初期設定だと腑に落ちたとき

何やら自分の肩の荷が下りるようでしたし

僕の中にある拭っても拭えなかった自分への無力さが

過去の体験のなかでプログラミングされた結果だったことがわかったのです。

(ここには母との幼少期の体験が深く関わっていることがわかりました)

そして、何故このようにはまるかと言えば、

実は人間の心の持つ本来の可能性へのキップであることがわかり、

本来の心というのは何物にも縛られない、囚われない自由な心であることがわかりました。

そのどこまでも自由な心そのものになれば

自分の中にあった不安や曇りはうそのように晴れ、

頭のなかにあった不安や恐怖を叫ぶ考えは自然と静かになりました。

逆にその自由な心に立ってみて初めて自分はこんなに不安して、不信して

緊張していたのかと気づかされるぐらいでした。

一連の学びを通してさらにビックリしたことは、

僕が回りよりも自分の能力をつけ何かをできていないといけないと感じていた時、

何もできなかったらどうせ受け入れてくれないんでしょ!と周りの関係性にあきらめ、

期待しない生き方を無自覚に選択していたことがわかりました。

だから、友人であっても深いところで信頼していないし、安心していないんです。

自分自身や相手への認識がお互いの関係の状態を決め、循環しないようにさせていることがわかりました。

自分の中にある想いや力を安心して出せないとしたら

それはすごいストレスですよね。

心の健康とその方の職場や家族、パートナーなどの関係性の健康

切っても切れない関係にあることがよくわかりました。

だから、本当の意味で健康を創るためには

身体の健康のみならず

心も健康でないとならない。

そして心が健康であるだけでなく

その方と周りの関係性が健康である必要があることがよくわかりました。

こんな確信を得、2016年頃から個人向けのセッション等で

人間の無意識の構造を明らかにするパーソナルセッションなどのサービスを始めるようになりました。

ただ、それだけではその方の関係性までを循環させるお手伝いにはならないんですよね。

そこで2018年に共にセッション・コンサル技術の開発メンバーだった赤尾共子(現・妻)と

Mission Linkというチームを立ち上げ、

企業や家庭など心理的安全あふれる組織が各種業界に生まれて欲しいという想いで

研修やセッション等のサービスを展開するようになりました。

これからの時代はとても変化の激しい時代です。

そんな時代には一人一人の心の中が安心し

自分の中に勝手に生まれる不安や恐怖、怒りの感情に負けずに気持ちよくチャレンジできる生き方や

関係性があふれることが必要であると感じています。

共にこれからの時代を創る。

人材・組織づくりを通してそのノウハウを世界に輸出するというのが

僕の夢でもあります。

ワクワクする未来を皆さんと共に創っていきたいです。

この文章だけでは多くは伝わらないかもしれません。

もし、興味のある方は直接お話できたら嬉しいです。

⬆️こちらのページでもMission Linkの活動をご紹介しています。

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